昨年11月から某タンゴ教室に通ったが、そのサークルに入ることができなかった。僕が扉を閉ざしてしまったのだ。毎朝タンゴ音楽を聞いているし、嫌いになったわけではない。だから、突破口を求めていた。
ネット検索して別の教室を探し、一つのサイトにあった文章が気に入った。でも実際に行って見なければわからない。小一時間かけて予約も入れずに訪ねた。新宿御苑の裏手、新井白石(1657-1725)終焉の地の近く、やや奥まったところにある。
外光を採り入れた建物は文字どおりダンスのために造られた贅沢な空間だ。レッスンがまたよかった。「タンギズム tanguizm」というタンゴとリズムの合成語で、アルゼンチンタンゴのメソッドにもとづくエクササイズだった。僕にとってはタンゴを楽しみながらのリハビリでもある。
流れた曲は Carlos Gardel (1890-1935) の por una cabeza と Piazzolla (1921-92) の cite tango だった。どれも僕の身体が記憶しているから、45分のエクササイズはあっという間に終わった。身体が動かないだけで音楽には付いていける、それだけで十分楽しかった。


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