朔太郎の詩と文章

背表紙が革製の萩原朔太郎全集を購入したのは67年夏だったろう。高三の夏休みに柵原やなはらの下宿に引きこもり、詩の原理や散文詩をむさぼるように読んだ。あのころの僕はいまも生きているのではないか。17世紀初めに開山したという柵原鉱山は91年に閉山している。写真: 片山鉄道保存会サイトより)

縦書き文庫で読める朔太郎の詩と文章
郷愁きょうしゅうの詩人与謝蕪村よさのぶそん 110,126字
詩の原理げんり 237,741字
俳人はいじんとしての芥川龍之介と室生犀星 3,872字
僕の孤独癖こどくへきについて 5,240字 
散文詩風さんぶんしふうな小説 11,741字 
ちょうゆめ 17,316字
短歌たんか 17,460字
ニイチェにいての雑感ざっかん 7,374字
帽子ぼうし 3,524字
詩の翻訳について 7,948字
氷島ひょうとう 9,611字
芥川龍之介の死 17,606字
名前の話 4,318字
純情じゅんじょう小曲集 9,901字
石段いしだん上りの街 6,214字
愛の詩集 愛の詩集の終りに 5,427字
流行歌曲について 4,014字
初めてドストイェフスキイをんだころ 3,159字
月の詩情しじょう 3,809字
よき祖母上おばうえ 890字
二十三 8,304字
南京陷落なんきん かんらくの日に 465字 
家庭の痛恨つうこん 1,852字 
装幀そうていの意義 1,834字 
紫色むらさきいろの感情にて 608字 
抒情じょじょう小曲集 序 587字
都會とかい田舍いなか 2,471字
喫茶店きっさてんにて 1,185字
ラムネ他四編 1,940字
小泉八雲こいずみ やぐもの家庭生活 43,757字
足利尊氏あしかが たかうじ 1,734字
宿醉しゅくすい 1,238字
クリスマス 502字 
何所いずこへ行かん 406字 
うまや 770字
和讚類纂わさん るいさん 1,043字
記憶 458字 
光る風景 720字
南の海へ行きます 1,014字 
純銀じゅんぎんさい 631字
昔の小出新道こいでしんどうにて 438字 
秋の日 1,701字
てき 458字 
酒場さかばにあつまる―春のうた― 402字 
花あやめ 2,204字
冬を待つひと 385字
蒲原有明かんばら ありあけに帰れ 2,360字
決鬪けっとう 1,134字 
ラヂオ漫談まんだん 3,666字
非論理的ひろんりてき性格の悲哀ひあい 4,480字
秋日行語しゅうじつこうご 439字
諷詩ふうし―人魚詩社の人たちにあたふ― 424字 
愛の詩集 孝子実伝こうし じつでん 383字
雨の降る日(兄のうたへる) 379字
岩魚いわなかなしきわがエレナにささぐ― 650字 
春日しゅんじつ詠嘆調えいたんちょう 411字
情慾じょうよく 392字 
常識家じょうしきか非常識ひじょうしき 3,463字
別れ 旅の記念として室生犀星に 396字
神にささぐる歌 516字
ぎたるくひと 518字
春のころ 536字
春晝しゅんちゅう敍情じょじょう小曲― 366字 
吹雪ふぶき 482字 
巡禮紀行じゅんれい きこう 817字 
父の墓にもうでて 380字
君が家 702字
みがかれたる金屬きんぞくの手 641字
孝子實傳こうし じつでん―室生犀星に― 646字
たき 597字
放蕩ほうとうむし 478字
立秋りっしゅう―大沼竹太郎氏ニささグル詩― 450字
玩具箱がんぐばこ―人形及び動物のいろいろとその生活― 647字
旅上りょじょう 333字
むし 412字
近日所感きんじつ しょかん 294字
永遠の詩人 宿命しゅくめい生涯しょうがいつらぬ 1,602字
永日和讚えいじつ わさん 341字
祕佛ひぶつ 299字
歡魚夜曲かんぎょ やきょく 495字
蒼天そうてん 322字
青いゆき 310字
月蝕皆既げっしょく かいき 476字 
感傷品かんしょうひん 284字
388字
靈智れいち 311字
ほたる 462字
初夏しょか祈祷きとう 533字
若きあまたちの歩むみち 613字
螢狩ほたるがり 491字 
くさばな 365字
立秋りっしゅう 362字
偏狂へんきょう 532字
供養くよう 499字
おさなき妹に 549字
浮名うきな 755字
眞如しんにょ 421字
鑛夫こうふの歌 453字
絶望ぜつぼうの足 596字 
祈祷きとう敍情じょじょう小曲― 441字
山頂さんちょう 476字
岩清水いわしみず 576字
合唱がっしょう 367字
疾患光路しっかん こうろ 386字
小春こはる 382字 
敍情小曲じょじょうしょうきょく 423字
眺望ちょうぼうする 465字
廣瀬河畔ひろせ かはん逍遙しょうようしつつ 487字
斷調だんちょう 884字
暮春ぼしゅん詠嘆調えいたんちょう 479字
小曲集しょうきょくしゅう[ほほづきよ] 512字
ありや二きょく 525字
早春そうしゅん 435字
晩秋哀語ばんしゅう あいか 380字
むぎ 340字
秋日行語しゅうじつ こうわ[菊もうららに] 510字
つめ 315字
うすやみ 342字
鐵橋橋下てっきょう きょうか 448字
感傷かんしょうとう 485字
はたけ 331字
遠望 379字
利根川とねがわ岸邊きしべより 619字 
たびよりかへれる巡禮じゅんれいのうた 281字
たけ 306字
たけの先をるひと 508字
ふるさと 684字
とり 295字
ものごころ 524字
あき 469字
絶句ぜっく四章 458字
ゆくはる 431字
煤掃すすはき 1,437字
古盃こはい 1,120字
なにか知らねど 343字
感謝かんしゃ 754字
春日しゅんじつ 374字
からたちの垣根かきね 314字
便たよりなき幼兒ようじのうたへる歌 316字
追憶ついおく 3,583字
ふつくりとした人柄ひとがら 1,745字
本質的ほんしつてき文學者ぶんがくしゃ 1,974字
芥川龍之介の追憶ついおく 2,945字
田端たばたころ(室生犀星のこと) 6,390字
易者えきしゃ哲理てつり 1,614字
冬の情緒じょうちょ 2,368字
ローマ字論者ろんじゃへの質疑しつぎ 3,230字
童話どうわ教育きょういくについて 5,175字
俳句はいく 1,089字
ふぶき 394字
蛇苺へびいちご 944字
芥川君との交際こうさいについて 2,379字
中原中也君の印象いんしょう 1,243字
中央亭騷動事件そうどうじけん(實録じつろく) 4,743字
悲しき決鬪けっとう 3,625字
詩に告別こくべつした室生犀星君へ 5,429字
悲しい新宿しんじゅく 新宿 1,570字
歳末さいまつに近きる冬の日の日記 1,546字
蒲原有明かんばら ありあけ氏の近況きんきょうを聞いて 2,350字
所得人しょとくにん 室生犀星 5,309字
さけいて 5,776字
大船驛おおふなえき 2,235字
小曲集[千鳥ちどりあし] 471字
街道かいどう 334字
郊外こうがい 394字
黎明れいめい樹木じゅもく 652字
受難日じゅなんび 584字
交歡記誌こうかんきし 522字
夜景やけい 366字
もみぢ 322字
三人目の患者かんじゃ 585字
室生犀星にいて 2,829字
室生犀星にあた 15,474字
橋上きょうじょう詩壇しだんの議論家にささぐ― 1,139字
名詩集「思ひ出」の眞價しんか 3,911字
室生犀星の印象いんしょう 2,578字
室生犀星君の人物じんぶつについて 3,549字
室生犀星君の飛躍ひやく 2,647字
(文字数 7千字以上のタイトルを太字にした)

One response

  1. shaw Avatar

    僕の原点は幼少期と高三の夏休みを過ごした柵原(やなはら)にあるのかもしれない。

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