総領事館が、在日コリアンと韓国からの観光客を含む外部の人々と接触する窓口は大きく分けて三つあります。一つは苦情などのため顔と顔を合わせる面談、二つは電話を介した接触、三つはホームページやSNSなどのオンライン上の通信です。
どれも重要ですが、世の中の変化とともに、オンライン・コミュニケーションの重要性が大きくなっており、今回の地震に関連した対応を通じてそれを実感します。
今後、オンライン・コミュニケーションの重要性がさらに大きくなることは間違いありません。世の中の流れに沿い、多くの人と簡単かつ迅速に、双方向で接触できる利点があるからです。
そういう観点から、熱い夏に大阪を訪れる韓国人観光客向けに熱中症予防に関する注意と案内を総領事館のホームページに載せました。参考になさってください。花より団子ともいいますが、夏の大阪観光も健康あってこそです。
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【夏の熱中症に関する注意事項]
気温が上がる日や湿度が高く高温多湿な場合に発生する熱中症が原因で救急搬送される人が増えており、日本の消防庁が熱中症に注意するよう呼びかけています。
日本全国で6月18日から24日の間に熱中症(その疑いのある症状を含む)で667人が救急搬送されています。暑い環境に長時間さらされた場合に発生する、脳の体温調節機能障害による病気です。
熱中症を予防するため、広いつばさ付きの帽子を使い、頭と首の部分を日差しから保護し、行動中は適量の水を時々飲むようにしてください。暑い夏の関西を訪問される韓国国民のみなさん、熱中症に特に注意し、旅行中に熱中症の疑いがあらわれた方は水分を十分に摂取し、速やかに日陰に移動するなどの初動対応をとってください。