Shakespeare’s stationary shop

自分の翻訳原稿がはじめて本になる。原語は韓国語で、人文童話というジャンルの本だ。11月末には書店の店頭に並ぶという。翻訳したものの埋もれたままの原稿もあるから、出版されるだけでうれしい。

日本語のタイトルは『シェイクスピアのいる文房具店』。シェイクスピアが現代韓国のどこかで文房具店の店主として登場する。その店によく来る小学校5年生の男の子と親しくなり、その子の悩みごとを聞くようになる。

そして『マクベス』『リア王』『ヴェニスの商人』などのシェイクスピア作品の要約を話して聞かせながら、男の子の偏狭な考え方やものの見方をひろげていく。韓国版の『シェイクスピア物語』(“Tales from Shakespeare” by Charles & Mary Lamb)といえるだろう。

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One Reply to “”

  1. 実際にできあがった本を手にしたら、さほど感激しなかった。うれしいことは間違いないのだが、飛び上がるほどではなかった。なぜだろうか。

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