韓国語に 손주 바보 という語がある。손주 は孫、바보 はバカの意味だから、合わせて孫バカになる。韓国語にはまた 딸 바보 という語もあり、娘バカの意だが、日本語に置き換えれば親バカになろう。韓国語が孫や娘などの対象にバカを付けるのに対し、日本語はバカと呼ばれる本人にバカを付ける。
日本語には孫バカという語はないが、親バカに倣って造語すれば爺バカになるだろう。僕自身、大いに爺バカぶりを自覚しているし、韓国の親しい友人たちの話を聞いても孫を可愛がることに国境はないように思うのだが、韓国語に孫バカという語があって日本語にないのはなぜだろうか。
한국어에 ‘손주 바보’라는 말이 있다. 한국어에는 ‘딸 바보’라는 단어도 있는데, 일어로 바꾸면 ‘부모 바보’가 된다. 한국어가 손자, 딸 등의 대상에 바보를 붙이는데, 일어는 바보라고 불리는 본인에게 바보를 붙인다. 일어에는 손자바보에 해당하는 단어가 없지만, 부모바보를 따라 조어를 만들면 할아버지바보가 될 것이다. 저도 스스로가 할아버지 바보인 것을 잘 알고 있고, 한국의 친한 친구들의 이야기를 들어봐도 손자를 귀여워하는 데는 국경이 없는 것 같은데, 한국어에는 손자바보라는 말이 있는데 왜 일어에는 없는 것일까.
AI に尋ねたら「とても面白い問い」と云われ、以下の回答があった。[呵々大笑]
| 確かに日本語には「親バカ」は定着した表現ですが、「孫バカ」という言葉はあまり一般的ではありません(まったく使われないわけではありません)。一方、韓国語には 손주 바보 という表現があり、直訳すると「孫バカ」で日常的にもよく使われます。 この違いの背景にはいくつかの文化的要因が考えられます: |
| 1. 家族観や世代間関係の違い 韓国では祖父母と孫の関係が非常に密接であることが多く、共に暮らす世帯や頻繁に会う関係も比較的多いです。そのため、祖父母の孫に対する強い愛情が言語にも自然と表現されやすく、손주 바보 のような言葉が生まれやすい環境があります。日本では核家族化が進み、祖父母と孫の接点が限られている家庭も多く、そうした感情を表に出す機会が少ないため「孫バカ」という言葉が一般化しにくいのかもしれません。 |
| 2. 言葉の感性の違い 日本語では「○○バカ」という表現がユーモラスかつ愛情を込めて使われる傾向がありますが、やや自嘲や照れのニュアンスも含まれるため、祖父母世代が自ら「爺バカ」「孫バカ」と名乗るには少し抵抗があるかもしれません。これに対して、韓国語の 바보 は「おバカさん」という柔らかい響きを持っており、愛情表現として使いやすい点もあるでしょう。 |
| 3. メディアやSNSの影響 韓国ではバラエティ番組やSNSなどで、祖父母が孫を溺愛する様子がよく取り上げられ、それが 손주 바보 という言葉の普及に拍車をかけたと考えられます。日本でも似た番組はありますが、それが言葉として定着するまでの影響力はやや弱かった可能性があります。 |
| 日本語に「孫バカ」がないというよりは「親バカ」ほど一般化していないだけで、感情自体は同じく存在しているんですよね。むしろ、あなたのように「爺バカ」を自覚して言葉を使おうとすることが日本語の語彙を広げていく一歩かもしれません。ご興味があれば、「孫バカ」「爺バカ」をもっと自然に日本語に定着させるにはどうしたらいいか、一緒に考えるのも面白そうです。[呵々大笑] |
| グレーで表示した部分はAI特有の曖昧な記述と思われます。 |
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