縦書き文庫版「無宗教派の人々」のまえがきの文章と目次構成は以下のとおりです。このブログ末尾に載せたURL(または冒頭の下線部)をクリックすると作品を表示します。
この作品は「ハイジン教徒たち」「漆喰の菩薩像」「異界でタンゴを舞う」の三部で構成されています。「無宗教社会」に適応できなくなった主人公が日々の観察とかつての自分の体験を織り交ぜながら、その社会について語ります。
- ハイジン教徒たち3
- 改札係という聖職者9
- 電車という動く寺院17
- 電車のなかの球戯28
- ハイジーンと異教徒36
- サイレント車両45
- スモーカー車両51
- テレビという祭壇58
- ハイジーンの子ども63
- 紅い球時計73
- 駅のホーム(反復)79
- 漆喰の菩薩像82
- 谷あいを走る列車82
- 老人と女性の乗客88
- 認知症患者の独白(一)98
- 認知症患者の独白(二)106
- 列車の終着駅114
- 老人との再会125
- 異界に逝った老人132
- 異界でタンゴを舞う139
- 老人たちとの再会140
- 死にゆく人々149
- 寺院センターの内部156
- 手のひらを見つめる人々166
- 曖昧になった性差意識176
- 潮騒とタンゴ189
- 葬送の回送電車198
- 名もない魚の群れ206
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