Anti Money Laundering, Combatting* the Financing of Terrorism を略してAML/CFT、日本語はアンチマネロン・オフィサーという。CFTはテロ資金供与対策、マネロンは資金洗浄と訳す。[*counter, tackle も使う]
認定機関は日本マネロン・テロ資金供与対策センター(JCAC)で、銀行や信用金庫等の職員が多く取得している。キャッシュレス化と暗号資産やインターネット、Fintechの飛躍的普及とともにマネロンの手口が巧妙化し、大量破壊兵器の資金にまつわる拡散金融も防がなければならない。金融機関以外でも資格者の需要が高まっている。
海外送金業務を扱う会社に関与してきた僕は会社の求めでこの資格を取得した。マネロンCBT試験に合格したあと1年 CPE**講座を受講し、3ヵ月ごとに復習テストを受けて合格すれば単位を得る。[**Continuous Professional Education]
一茶発句集を編集している者には不得手な分野だが、講習での学習や宿題の作成は思いのほか勉強になった。認定期限は1年で延長するには継続してCPE講座を受講しなければならない。マネロン・テロ資金供与対策の実践が最新の事例と状況把握にもとづく知見を必要とするからだ。
とはいえ、会社を辞めたら何の役にも立たない、ただの資格だろうに。
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