零れ話: フツカキュウ[二日灸]

陰暦二月と八月の二日にお灸をすえると、特に効能がいいとか、年中息災になるなどといって、特にこの日を選んで灸をすえる風習のこと。
灸師に灸をすえてもらったり、家族や近所同士で“もぐさ”をのせて灸をすえ合う情景などは、幼き頃の思い出として残っている。
“もぐさ”は、乾燥させたヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したもので、ヨモギは、ヨーロッパでは「ハーブの女王」と呼ばれるほど様々な効果が期待できる薬草である。
旧暦のこの時期、春の農事と秋の収穫を前にして、体調を整えておく必要からの慣行らしい。

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