零れ話: カヤ[蚊帳]

現在では、下水道の整備や蚊取り線香・等の普及によって、蚊帳をつる家庭は珍しくなってきたが、蚊帳はひと昔前までは虫除けの為の大切な道具であった。
蚊帳をつる習慣は、十五代 応神天皇の頃、中国から伝わったと「 日本書記 」に書かれている。
当時、蚊帳を使うのは貴族社会ばかりで、庶民は蚊やり火を焚いて蚊を追い払っていた。
その頃、女性が一枚の蚊帳を作ることは、男性が家を建てるのに匹敵するほどの功績として讃えられたという。

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