Preface to “Issa hokku-shu”

昨年から取り組んでいる「一茶発句集」の前がきを次のように書き改めました。とはいえ、まだ全体の半分も完成していません。

縦書き文庫「一茶発句集」は信濃教育会編『一茶全集』(信濃毎日新聞社1979年・第一巻「発句」)を底本とし、小林一郎氏編「一茶発句全集」(2005年、秋の部動物まで)及び「一茶の俳句データベース」(2014年、秋の部植物と冬・雑の部)のデジタルデータを基に底本と照合し、他の書籍等を参照して2024年から制作しています。

各ページ下の情報(i)の右にある目次をクリックすると下に目次が表示され、各季語をクリックすると該当ページに移動します。なお、縦書き文庫「一茶発句集」独自に新年・春・夏・秋・冬・雑の部ごとに通し番号を付けて漢字にルビを振り(哉・也を除く)、各部(1)に凡例を載せています。

縦書き文庫版のルビは底本を基に文庫版作成者が振っています。誤り等について作成者にご指摘いただければ幸いです。新年・春・夏・秋・冬・雑の部を通覧するページ「一茶発句集」縦書き文庫版総目次もご参照ください。  

この場を借りて校閲者の橋本信明氏と縦書きの意義を力説する菊地明範氏に心から感謝の意を伝えたいと思います。お二人に励まされながら少しずつ作業しています。

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