桃食べて しばらくその香 身にまとふ 能村 登四郎
桃は中国北部黄河上流の原産で、中央アジアを経てヨーロッパに伝わって、現在の黄桃やネクタリンなどが生まれた。
日本にも早くから伝わり、弥生時代の遺跡から多数の桃の核が出土している。
桃は仙木・仙果とも呼ばれ、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれている。
桃で作られた弓矢を射ることは邪気除けの、桃の枝を畑に挿すことは虫除けのまじないとなるといわれている。
ならば、桃を用いて、何を創り出したら、“巷の邪気”が祓えるか…
他力本願とはなるが、チョット、考えてみたい…
【 写真 ⇨ 我写・潤い 】
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