零れ話: シシマイ[獅子舞]

正月に獅子頭をかぶり、笛・太鼓などではやしながら、家々を訪れて舞歩く神楽(かぐら)の一種。
悪疫災禍を払う霊獣としての威力を獅子に求め、獅子頭をかぶったようである。
家人はこの遊行人をめでたいものとして喜び迎えた。
今や、後継者も育たず、身近で見かけることも無くなり、幼き頃、後をついて歩いたり、頭を噛んでもらったことが懐かしい。

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