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shaw
黒板を 消しても残る 落書きのように あなたがまだ そこにいる 原田 彩加
いったん「あなた」を消そうとしたのだ…、心の中から… 「あなた」とは、恋人…、或いは、心配ごと…か? しかし、なかなか消えてはくれない。 こころの襞にチクチクと当り、気づかせようとする「あなた」。 黒板消しを持って、かすかに残る消し跡を見入る… 決断力に欠けるというか…、一歩踏み出せぬ我に重なる。
【 写真 ⇨ 我写・記憶 】
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