「希望とは、本来あるとも言えないし、ないとも言えない。
これは、ちょうど、地上の道のようもの」 魯迅
久しぶりの故郷で、かって兄弟のように遊んだと友と再開する。
しかし、友は頑なに元使用人の息子の立場を崩さず、それぞれの願いも遠く隔たっていた。
だが、希望を絶やさずにいれば、歴史が切り分けた“二つの希望”も、いつかは交わるやも。
諦めずに、前に、一歩踏み出し続けること…
「地上に本来道はないが、歩く人が多くなると、道ができる」
短編「 故郷 」より
【 写真 ⇨ google・原野 】
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