今日の歳時記: ガッショウ[合掌]

盆のともしび仏眼よろこび て黒し 飯田 龍太

月遅れの“盂蘭盆”入りである。
ここ暫く、両手を合わせながら、仏さまを拝む機会が多いのだろう。
これは何だろう…、インドでは、仏さまでなくても、人間に対する普通の挨拶「ナマステ」でも、手を合わせる。
「 ナマス(namas)+テ(te)」と分解できる。
ナマスは敬礼・服従するとの意であり、テは“あなたに”の意味である。
日本の合掌の習慣も、おそらく、これとの関係があるのだろう。
すぐに、仏教の影響かとの考えもでてくるのだろうが、仏教に起源を押しつけても、答えといえないのかもしれない。
要は、仏教が何故このような拝み方を採用したかであり、東洋の基層的な文化の一つという見方もある。

【 写真 ⇨ 我写・癒し 、 資料: 生活歳時記、三宝出版 】

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