日本最初の体系的哲学者。
東洋的無の思想を根底とした、観念論哲学と、ヨーロッパ哲学の主体的統一をはかった。
著作は、当時の旧制高校の生徒たちの代表的な必読書となった「 善の研究 」、又、「 思索と体験 」など多数。
同郷には、鈴木大拙(本名 貞太郎 )、藤岡作太郎がおり、「 加賀の三太郎 」と称された。
石川県の女生徒として、最初の帝国大学生( 東北帝大 )となった“高橋 ふみ”は西田の姪で、西田の論文をドイツ語訳をしてたという。
京都帝大・教授時代、三木 清、西谷 啓治など多くの哲学者を育て上げた。
又、和辻 哲郎、九鬼 周造、梅原 猛・等が、影響を受けたといわれる。
73年前の本日、鎌倉の自宅にて急逝した( 享年76歳 )。
当方には縁遠い分野ではあるが…、お名前だけは知っている。
壱里如: 西田幾多郎
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