今日の歳時記:エシャジョウリ[会者定離]

出替や 幼ごころに 物あわれ 嵐雪

江戸時代、奉公人は春と秋に入れ替わった。これが出替わり。
入れ替わらずに残るものを「居なり」といった。
なじみの奉公人が荷物をまとめて故郷へ帰ってゆくのは、幼心にも淋しかったのだろう。
現在でも、もう直ぐ年度替り、進学・就職・異動、等で、別れ(旅立ち)の時を迎える人も多いことだろう。
その際、「幸多かれ…」と送り出したいものだ。

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