昨日は、広島で「全国都道府県対抗駅伝」が行われた。
駅伝とは、何人かでチームを作り、長距離を継走する事を連想するが、元々は、通信の施設であった。
駅の本字は「驛」と書き、馬を備えた宿場のことであった。
緊急の通信の為に使者が発せられると、駅の馬を乗り継ぎながら目的地に向かって走ったのである。
伝の本字は「傳」で、車の字を含んでおり、宿場に備えた車を利用して、さほど急がない通信や、高官の旅行などに利用された。
共に、馬に頼ったことから、「駅馬・伝馬」とも呼ばれた。
その名残りが、船であるにもかかわらず、運輸の用語としての「伝馬船」という語などである。
零れ話: エキ・デン[駅・伝]
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