零れ話: クラシブリ[暮らしぶり]

高き屋に 登りて見れば 煙り立つ 民のかまどは
にぎはひにけり

ある時、国を治める方が、人々の暮らしぶりを眺めようと高台に登ると、国原に煙が立たない。
そこで三年間、課役を止めたところ、上記の詩歌のとおりに、賑わうようになっていた。
人々、ひとり一人の繁栄(幸せ)こそが国の礎。
さて、今の世は…

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