この文句を知らない人はいないが、語源までは…どうだろう。
これはカルタからでた言葉らしい。
室町時代に、数種のカルタが日本に伝えられたが、トランプに似たもの、また、花札に近い遊び方のものがあった。
これらのカルタで、第一の札を「ピン」といい、ポルトガル語でのピンタ(Pinta)の略からきている。
「ピンはね」という言葉もあるが、これは“頭(最初の部分=最良…)をはねる(取り上げるt)”という意味。
「キリ」の方はといえば、花ガルタの最後が“桐”だから、とも解されているが、クルス(十字架)がなまって「キリ」に変じたという説もある。 でも、ちょっと飛躍しすぎか…
外来語研究者は、これを、あっさり“キリ(切り=終わり)”とするべきだろうと結論づけている。
但し、「ピンキリ」 は、人によって異なる。比較は出来ない…
また、始めから終りまででもある。
歳の暮、“キリよく”締めくくり、年初、すっきり、“ピン”を寿ぎたい…
零れ話: ピンからキリまで…
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