今日の歳時記: カレキ[枯木]

枯木にて 枝のびのびと 岐ちをり 五千石

冬になって、葉がまったく落ちた木をさす。
あたかも枯れ果ててしまったかのように見えるが、枯死したわけではない。 また、その群落を枯木立とも呼ぶ。
桜、銀杏、桑、茨などが葉を落とした姿は、独特の風情がある。
枯木(こぼく)、裸木、枯枝ともいう。
窓枠を通して見る枯木は、枝に粉雪を付けて、一幅の水墨画である。
あるいは、もうすぐ来るであろう“クリスマス”の際、飾り付けられる“ツリー”といってもいってもいいのかもしれない。

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