今日の歳時記: タイセツ[大雪]

冬ざれや 房々として 実南天 日野 草城

二四節気の一つ。
太陽の黄経がニ五五度の時で、陽暦では十二月七、八日頃に当たる。
大雪とは、陰気が積んで雪になるという意味らしい。
この頃は天気も不安定で、北海道・東北地方では、度々、雪に埋もれるようになる。
大雪を過ぎると、本格的な冬の到来という事。
この頃になると、南天や青木の実が赤く色づき、山や野も白銀の世界となる。
南天の実は長持ちし、最後まで枝に残っていることから、お正月の生け花でも用いられる。
一方、酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立たない人々のことを「 ナンテン組 」と呼ぶところもあるらしい…
飲み会の多くなる時、気をつけたいものだ。

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