零れ話: アブライワイ[油祝い]

11月15日といえば、江戸時代に始まる「七五三」の日として一般的にしられているが、「油祝い」はもっと古くから行われていたようだ。
元々、旧暦10月15日にモチや植物油を用いた料理を神棚に供えて、油の収穫を祝ったものらしい。
その後、冬期になると、油を灯火として使用するばかりでなく、寒さに備えて油分のあるものを多く食べるなど、油を使用する機会が増えることから、この日を油の使い始め日として祝う意味合いが強まったという。

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