零れ話: ヤテデノハナ[八手の花]

暖地に自生し、多くは観賞用に植えられている。
葉が大型で独特の形をしているのでよく目立ち、見分けやすい。形は文字通り掌状だが、七つ又は九つ(奇数)に裂けており、八つに裂けることは珍しいとのこと。
花は、球状の散形花序が集まって大きな円錐花序をつくっている。
まるで、肩を寄せ合って、暖をとっているかのように見え、ホッコリする。
因みに、他の花の少ない時期に咲くこともあって、暖かい日にはミツバチやハナアブ等が多く訪ねてくるという。

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