一筋に 生きてよき顔 文化の日 小森 白芒子
「文化の日」は国民の祝日で、自由と平和を愛し、文化をすすめる日である。
すなわち、昭和二十一年のこの日に、戦争放棄・主権在民を宣言した新憲法が公布された。
これを記念して、平和への意思を基盤とする文化を発展、拡大させようというのが、その主旨であった。
互いに手を取り合って、「豊かになろう…」と歩み始めたはずなのに、今や、“一人ひとりが沢山”で、“絆”が話題に上る。
元よりあった“結び目”がほつれ、チリジリになっているのだろう…か。
最近の世の中の動きは、何処に向かっているのか不安になる。
己が何を求め、どうしたいのかを考え、小さなことであるかもしれないが、周りとの共通項を広げ、共に歩みたい。
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