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shaw
何ごとも まねき果たる すすき哉 芭蕉
春の七草が、粥に入れて食べ、長寿と幸福を祈るのに対し、秋の七草は見て楽しむものであり、これにともなう習俗も、七種の花を一緒に神前に供えるという行事は少なく、一つ一つの花が別々の神の祭祀に関係をもっている。 例えば、「尾花(薄)」は“月見”の行事に関係し、「女郎花(おみなえし)」は「とこなつ」ともいって、不幸の多い年は夏にもう一度“正月”をする風習があり、その際、この花を飾って祝うことがあった。
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