今日の歳時記: ボンオドリ[盆踊り]

ひろがりて 月を入れたる 踊の輪 柴田 佐知子

お盆につきものの盆踊りは、この時、現世に戻ってくることを許された魂を迎えるためのものとも、地獄から解放されて喜ぶ亡者の姿を模したものとも言われている。
輪になって盆踊りを踊っていると、唄や囃子に合わせて、輪が大きくなったり小さくなったりするが、その輪の上の夜空には月がくっきりと浮かび、踊り手を照らしている。
お盆は本来、立秋を過ぎて最初の満月のお祭りだった。

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