明治5年(1872)のこの日、太政官布告をもって「学制」が発布され、近代的教育制度が確立された。
「小学校ハ教育ノ初級ニシテ人民一般必ス学ハスンハアルヘカラサルモノトス(第二十一章)」と規定し、一般庶民と上層階級の区別なく、すべての国民に一様に開放された。
全国を、八大学区として大学を設置し、その下に、三十二の中学校を置き、一中学校(区)毎に、二百十の小学校が置かれることになった。
当時、小学校への就学率は28%であったが、今や、小中学は義務教育となり、高校も全入化に近くなり、大学進学率もアップしている。
益々、「何を学ぶか…」が問われる時代となっている。
零れ話: ガクセイ[学制]
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