「 天守閣でキリストの神、天主をまつっていた 」
意外な歴史認識だが、日本で、本格的な天守閣が登場したのは安土桃山時代( 織田信長の頃 )で、当時の文献には、この建物は“天主”とのっている。“天守”や“天守閣”は、後でひろがったとの説なのである。
のみならず、16世紀に南蛮貿易がはじまり、ポルトガルの宣教師が天主の教えを伝え、高くそびえる教会堂の話を紹介した。
此れを聞いた信長が、安土城に天主(天守閣)を設けたと、19世紀末まで考えられていた。
現在は、“天主”が仏教の経典に由来する事が突き止められ、否定説が普及している。
零れ話: 天主(教)と天守(閣)
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