今、高校野球は夏の大会に向け、地区予選の真っ最中である。
明治6年、開拓使仮学校のアメリカ人教師が、一本のバットと3個のボールを持ってきて、キャッチボールをしたのが日本野球の始まりといわれる。
同11年、アメリカ帰りの鉄道技師が同僚を集めて作った「新橋倶楽部」が、日本初の野球チームである。用具は全て舶来品。
大正7年、職業野球が誕生したが、同12年9月、大震災で解散に至った。
昭和9年秋、全米最強軍が来日したことを契機に、東京巨人軍が結成され、更に、大阪タイガース、名古屋金鯱軍、東京セネターズなど、相次いで設立された。
今や、高校野球夏季大会は“夏の風物詩”となっている。
零れ話: 日本の野球史
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