今日の歳時記: サルスベリ[百日紅]

散れば咲き 散れば咲きして 百日紅 千代女

その黄褐色の木肌はなめらかで、サルも滑ってしまうとのことから、この名で呼ばれる。
また、盛夏から秋風が吹き始めめる頃まで咲き続けるので、百日紅(ひゃくじつこう)の名がある。
枝の先に、シワの多い深紅の六弁の花が群がって咲いている。
いかにも夏らしい花で、多くは庭木として植えられている。
「猿滑」と表記することもあるが、実際は、猿は滑ることなく、簡単に上るという。

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