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shaw
谷空に かざして合歓の ひるのゆめ 素逝
梅雨明けの頃、夕暮れの中に、細い糸を無数に集めたような紅色の美しい花を開く。 六メートルにも達する落葉喬木で、枝を分けて繁茂し、葉は沢山の小葉からなり、その小葉が、夜になると静かに閉じるのでこの名がある。 漢字名で、“合歓”を「ごうかん」と読み、合歓木(ネムノキ)は、中国では夫婦円満の象徴とされている。
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