Written by
shaw
道にまで 西瓜の花の さかりかな 除夜子
梅雨の、しとしとと雨の降る頃、西瓜畑には、淡黄色のささやかな花が開く。 果実の大きさに比べ、なぜか、花は小さく可憐で、雨に濡れた姿は可哀想である。 花は各葉腋につき、雄花と雌花の別がある。 茎は地にはいながら枝を伸ばし繁茂する。 タネを吹き飛ばしながら食べるのが、幼き頃からの楽しみである。
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