聖武天皇がなくなられた時、そのお妃であった光明皇太后が、天皇の遺品を収めたもの。北・中・南の三倉に分かれ、校倉造(あぜくらづくり)といわれる防湿建築様式をとっている。
収蔵品は、奈良時代の貴族階級の調度品、楽器、武具など貴重な物ばかりである。
☝︎ 平成十年(1998)に世界遺産登録
「正倉」とは、元来「正税を納める倉」の意で、上納品(米穀、等)を保管し、大寺には各々にあった。
しかし、歳月の経過で廃絶し、東大寺の一棟だけが残った。
今から、1261年前(756)の六月二十一日、創立。
零れ話: ショウソウイン[正倉院]
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