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shaw
てのひらを はじかんばかり 藤若し 朱鳥
藤には、夏藤(土用藤)、野田藤(紫藤)、山藤(野藤)など種類が多いが、よく詩歌に取り上げられるのは野田藤という。 紫色の蝶形花をたくさん ふさ状につけるが、春の汗ばむころの気分と、この花の濃艶な美しさが一致し、いかにも春行くといった感じが強い。
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