Written by
shaw
蝌蚪の池 わたれば仏 居給へり 秋桜子
蛙の子である。 春、水田・池・沼などで、蛙の産卵が行われ、寒天質のものがヒモ状につながっている。10日ぐらいで孵化し、ひょろひょろと尾を振って泳ぎ出すのはこっけいである。 俳人は、蝌蚪(かと)とも音読して用いている。 「この杓子(しゃくし、しょもじ[杓文字])の形状は、湾曲した柄と、食物をすくうことのできる窪みを持った円形の先端部からなる独特のもので、連想に働きにより、相似の形状をもつ蛙の幼生の呼称「オタマジャクシ」につながったらしい。」
Δ
Leave a comment