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shaw
川波に 山吹映り 澄まんとす 虚子
晩春、薄みどりの若葉の間に、五弁の黄色の花を開く。 花は渓谷のほとりに自生し、散り敷かれる。 山吹のうち、初めに開くのが一重の花、これにだいぶ遅れて咲くのが八重の花。一重の山吹は淡白で物静かな花である。 イギリスなどではジャパン・ローズと呼ぶらしい。
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