今日の歳時記: アセビ[馬酔木]

花ぶさの 雨となりたる 馬酔木かな 碧雲居

この葉や枝を馬や鹿がたべると、酔って苦しむという。
その様子「足しびれ」の言い方が変化して、アセビになったともいわれる。
三月末から四月にかけて、すずらんに似て、ほのかな香りをもつ白い壺状の花をあつめて、花の穂はたれ下る。
ところで、“アケビ”という果物があるが、“アシビ”は毒性があり、口に入れないように、気をつけたい。

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