今日の歳時記: ヘンロ[遍路]

道のべに 阿波の遍路の 墓あわれ 虚子

四国遍路といって、弘法大師の巡錫した寺々をたどり、四国八十八箇所の霊場を巡拝すること、または人。
行程千二百余キロ、日数、徒歩の場合は約四十日、気候の良い三月・四月が盛んなようで、田舎道に、遍路姿が現れると、四国の春は深まる。
古くは、修行の地を「辺地」、或いは、「辺路」と呼んでいたようである。
悩み多き時、健康祈願、自分探し、縁結び、…等、巡礼への理由は、限りないようである。

 

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