双六には、「盤双六」と「絵双六」の二つに分かれる。
盤双六は、もっぱらバクチに使われ、江戸時代には、小道具のサイコロだけでバクチをやるようになり、家庭からは姿を消した。
一方、絵双六は、寛文年間、「仏法双六」と呼ばれ、若い僧に天台宗の教義をおしえるための絵で、サイコロの目によって、天国・地獄へ…の趣向だった。元禄時代、江戸を振り出しに京都をあがりとする「道中双六」などが出て、子どもの遊びなった。
以前は、雑誌の正月付録として、双六は欠かせない物だったが、最近は見かける事が少なくなっている。
零れ話: スゴロク[双六]
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