零れ話: フクビキ[福引]

福引とは元来、糸の一端に景品を結びつけ、其の端を集めて、一本ずつ引かせ、当たった品物を与える遊びである。
福引は、既に、奈良時代には行われていたといわれる。
明治三十一年に、日本勧業銀行から割増付債券が発行されてから、民間でもこれに似た方法のものが流行し、その後、年末年始などの商店の大売出しにも、福引をつけることが多くなった。

Leave a comment