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shaw
書かざれど すでにわがもの 新日記 波津女
年の暮れの書店には、新しい装いをこらした日記が、どっと出まわる。新しい日記を買うのは、新年を迎える喜びの一つである。 この年に日記をつけなかった人は、来年こそはと日記を購める。 日記をつけている人は、残り少くなった日記を惜しみながらも、新しい日記を枕に置く。
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