濁酒に対するもの。日本酒ともいう。
我が国独特の方法で醸造される酒である。
日本酒の歴史は古いが、清酒が業として確立したのは16世紀末。
大阪の鴻池が、濁酒に灰を入れて濾過する技術を発明したことによる。勿論、現在、このような方法は用いられていない。
酒の性格には味・香り・色の三要素がある。中でも、味つまり甘辛は清酒の大切な要素である。これを決めるのは糖分だけではなく、“酸”も大きく関わる。例えば、酸が強いと、糖分を多めにしても辛く感ずるし、酸を弱めにすると、甘くなるといわれる。
零れ話: 清酒
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