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shaw
稲負ふや 左右にはしる 山の翼 楸邨
広い田の面に青い穂を高くぬき、はじめは その走り穂を数える数えることができる。やがて その穂が熟して重そうに下垂し、稲田一面に黄金の稲穂の波をたたせるようになる。こうした実り豊かで、ふさふさと穂をたれた稲田は、見た目にも心地よいものである。
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