今日の歳時記: 見上げてご覧”夜の空”を…

「玉兎(ぎょくと)」は月の異称である。 身近に浮かぶ月を、日本人は古くから愛でてきた。 玉のような天体には兎がいて 、餅をついている。 満月に白兎を描き、 物語を紡いできた。
天空の流れ星もロマンが尽きない。
流れている間に、3回願い事を唱えられたら、願いはかなうとの言い伝えがある。
樽酒の しぶき浴びたる 良夜かな
新島 里子

良夜といえば、月の明るい秋の夜。
樽酒の蓋を威勢よくわるようなお祝いがあったのだろう。
さては、願い事がかなった…のかな。
当方も、あやかりたいものだ。

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