現代かなづかいの口語文は1946年11月内閣告示第33号により以下のとおり定められ(細則01を一部編集した)、以前使われていたかな表記は歴史的かなづかいと呼ばれるようになった。この改革は単に表記法の変革にとどまらない、日本語が伝統的に培ってきた感性そのものを毀してしまったのではないだろうか。→歷史的かな遣いとは
일본어 현대 가나(かな) 표기의 구어문은 1946년 11월 내각 고시 제33호에 의해 다음과 같이 정해졌다. 그때까지 사용되던 것은 역사적 가나 표기라고 불리게 되었다. 이 개혁은 단순히 표기법의 변혁에 그치지 않고, 일본어가 전통적으로 길러온 감성 그 자체를 파괴해 버린 것은 아닐까.
| no | 内閣告示第33号昭和21(1946)年11月16日 |
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| 00 | まえがき 1 このかなづかいは,大体,現代語音にもとづいて,現代語をかなで書きあらわす場合の準則を示したものである。 1 このかなづかいは,主として現代文のうち,口語体のものに適用する。 1 原文のかなづかいによる必要のあるもの,またはこれを変更しがたいものは除く。 |
| 01 | 発音 新かな 旧かな イ い ゐ イ い ひ エ え ゑ エ え へ オ お を オ お ふ オ お ほ カ か くわ ガ が ぐわ ジ じ ぢ ズ ず づ ワ わ は ウ う ふ |
| 02 | 発音 新かな 旧かな ユウ ゆう いう,いふ,ゆふ オオ おう あう,わう,あふ,はう コオ こう かう,くわう,かふ,こふ ゴオ ごう がう,ぐわう,がふ,ごふ ソオ そう さう,さふ ゾオ ぞう ざう,ざふ トオ とう たう,たふ ドオ どう だう ノオ のう なう,なふ,のふ ホオ ほう はう,はふ,ほふ ポオ ぽう ぱう ボオ ぼう ばう,ばふ,ぼふ モオ もう まう ヨオ よう やう,えう,えふ ロオ ろう らう,らふ |
| 03 | 発音 新かな 旧かな キュウ きゅう きう,きふ ギュウ ぎゅう ぎう シュウ しゅう しう,しふ ジュウ じゅう じう,じふ,ぢゆう チュウ ちゅう ちう ニュウ にゅう にう,にふ ヒュウ ひゅう ひう ビュウ びゅう びう リュウ りゅう りう,りふ |
| 04 | 発音 新かな 旧かな キョオ きょう きやう,けう,けふ ギョオ ぎょう ぎやう,げう,げふ ショオ しょう しやう,せう,せふ ジョオ じょう じやう,ぢやう,ぜう,でう,でふ チョオ ちょう ちやう,てう,てふ ニョオ にょう ねう ヒョオ ひょう ひやう,へう ビョオ びょう びやう,べう ミョオ みょう みやう,めう リョオ りょう りやう,れう,れふ |
| 細01 | 細則 ( × 当用漢字以外の漢字を示す) ゐ,ゑ,をはい,え,おと書く。ただし助詞のをを除く。 例 1,ゐをいと書くもの いど(井戸 ) いのしし(猪 ×) くわい(慈姑 ×) あい(藍 ×) まいる(参 る) いる(居 る) いびょう(胃病 ) けんい(権威 ) いち(位置 ) いさん(遺産 ) いにん(委任 ) たいい(大尉 ) くいき(区域 ) しょくいん(職員 ) びょういん(病院 ) よいん(余韻 ) すいどう(水道 ) すいさつ(推察 ) すいじ(炊事 ) すいじゃく(衰弱 ) ずいぶん(随分 ) いっつい(一対 ) ゆいごん(遺言 ) しんるい(親類 ) 2,ゑをえと書くもの こえ(声 ) つえ(杖 ×) すえ(末 ) うえる(植 ゑる) すえる(据 ×ゑる) えとく(会得 ) ちえ(智慧 ××) えこう(回向 ) このえ(近衛 ) ちょうえつ(超越 ) えんきん(遠近 ) こうえん(公園 ) けんえん(犬猿 ×) いちえん(一円 ) ぎょえん(御苑 ×) えんさ(怨嗟 ××) えんじょ(援助 ) えんざい(冤罪 ×) 3,ををおと書くもの おけ(桶 ×) おか(岡 ×) うお(魚 ) とお(十 ) おど(踊 る) おしえる(教 へる) しおれる(萎 ×れる) おしい(惜 しい) おかしい(をかしい) あおい(青 い) おめい(汚名 ) おかん(悪寒 ) ろうおう(老翁 ) かおく(家屋 ) おんど(温度 ) へいおん(平穏 ) くおん(久遠 ) おんりょう(怨霊 ×) |
| 細02 | くわ,ぐわはか,がと書く。 例 1,くわをかと書くもの かがく(化学 ) かへい(貨幣 ) かふん(花粉 ) けっか(結果 ) かし(菓子 ) かこ(過去 ) かがく(科学 ) かじ(火事 ) かもく(課目 ) かいぎ(会議 ) かいが(絵画 ) こうかい(後悔 ) はかい(破壊 ) かいすう(回数 ) きかい(奇怪 ) ゆかい(愉快 ) かくとく(獲得 ) かくだい(拡大 ) かつどう(活動 ) こうかつ(狡猾 ××) かんげい(歓迎 ) かんり(官吏 ) きかん(帰還 ) いっかん(一貫 ) 2,ぐわをがと書くもの がれき(瓦礫 ××) がしょう(臥床 ×) がいこく(外国 ) いちがつ(一月 ) がんり(元利 ) がんやく(丸薬 ) こんがん(懇願 ) |
| 細03 | ぢ,づはじ,ずと書く。 例 1,ぢをじと書くもの あじ(味 ) ふじ(藤 ×) わらじ(草鞋 ×) ねじる(捻 ×ぢる) はじる(恥 ぢる) よじる(攀 ×ぢる) じぞく(持続 ) じ(痔 ×) じく(軸 ) じんち(陣地 ) じょせい(女性 ) さくじょ(削除 ) 2,づをずと書くもの うずら(鶉 ×) うず(渦 ×) みず(水 ) ゆずる(譲 る) うずめる(埋 める) さずける(授 ける) めずらしい(珍 らしい) はずかしい(恥 かしい) しずかに(静 かに) まず(先 づ) だいず(大豆 ) ずじょう(頭上 ) さんずのかわ(三途 の川 ) ずが(図画 ) たゞし (1)2語の連合によって生じたぢ,づはぢ,づと書く。 例 はなぢ(鼻血) もらいぢち(もらひ乳) ひぢりめん(緋 ×縮緬 ×) ちかぢか(近々) みそづけ(味噌 ×漬 ×) みかづき(三日月) ひきづな(引綱) つねづね(常々) いれぢえ(入智 ×慧 ×) ちゃのみぢゃわん(茶飲茶碗 ×) (2)同音の連呼によって生じたぢ,づは,ぢ,づと書く。 例 ちぢみ(縮み) ちぢむ(縮む) つづみ(鼓) つづら(葛 ×籠 ×) つづく(続く) つづる(綴 ×る) |
| 細04 | ワに発音されるはは,わと書く。たゞし助詞のはは,はと書くことを本則とする。 例 かわら(瓦 ×) かわ(河 ) にわ(庭 ) あらわす(著 す) まわる(廻 ×る) こわれる(毀 ×れる) あらわない(洗 はない) あつかわない(扱 はない) うたわない(歌 はない) かわいらしい(かはいらしい) くわしい(詳 しい) けわしい(険 しい) にわかに(俄 ×かに) すなわち(即 ち) びわ(琵琶 ××) びわ(枇杷 ××) |
| 細05 | イに発音されるひは,いと書く。 例 うぐいす(鶯 ×) たい(鯛 ×) はい(灰 ) いいわけ(言訳 ) ついやす(費 す) たいらげる(平 げる) ならいます(習 ひます) おもいます(思 ひます) したがいます(従 ひます) ちいさい(小 さい) こいしい(恋 しい) ついに(遂 に) |
| 細06 | ウに発音されるふは,うと書く。 例 あらう(洗 ふ) まう(舞 ふ) あう(合 ふ) かう(買 ふ) うたう(歌 ふ) しなう(撓 ×ふ) いう(言 ふ) くう(食 ふ) すう(吸 ふ) ぬう(縫 ふ) ゆう(結 ふ) くるう(狂 ふ) あらそう(争 ふ) うけおう(請負 ふ) おもう(思 ふ) あやうい(危 い) |
| 細07 | オに発音されるふは,おと書く。 例 あおい(葵 ×) あおぐ(仰 ぐ) あおる(煽 ×る) たおす(倒 す) |
| 細08 | エに発音されるへは,えと書く。たゞし助詞のへは,へと書くことを本則とする。 例 かえる(蛙 ×) いえ(家 ) まえ(前 ) かんがえ(考 ) かえる(帰 る) さえずる(囀 ×る) すくえ(救 へ) ひろえ(拾 へ) さえ(助詞さへ) |
| 細09 | オに発音されるほは,おと書く。 例 いきおい(勢 ) かお(顔 ) しお(塩 ) におい(匂 ×) おおかみ(狼 ×) おおやけ(公 ) こおり(氷 ) こおろぎ(蟋蟀 ××) ほおずき(酸漿 ×) ほお(頬 ×) ほおのき(朴木 ×) もよおし(催 し) なおす(直 す) しおおせる(為遂 せる) とどこおる(滞 る) とおる(通 る) おおい(多 い) おおきい(大 きい) とおい(遠 い) なお(猶 ) |
| 細10 | ユの長音は,ゆうと書く。 例 1,いうをゆうと書くもの ゆうじん(友人 ) ゆうげん(幽玄 ) ゆうびん(郵便 ) ゆうわく(誘惑 ) りゆう(理由 ) しょゆう(所有 ) ゆうぎ(遊戯 ) ゆうぜん(悠然 ×) ゆうりょ(憂慮 ) 2,いふをゆうと書くもの とゆう(都邑 ×) 3,ゆふをゆうと書くもの ゆうがた(夕方 ) |
| 細11 | エ列長音は,エ列のかなにえをつけて書く。 例 ねえさん(姉さん) ええ(応答の語) |
| 細12 | オの長音は,おうと書く。 例 1,あうをおうと書くもの おうか(桜花 ) ちゅうおう(中央 ) おうむ(鸚鵡 ××) おうう(奥羽 ) 2,わうをおうと書くもの よおう(弱 う) おうらい(往来 ) こくおう(国王 ) おうせい(旺盛 ×) おうじ(皇子 ) おうごん(黄金 ) おうし(横死 ) 3,あふをおうと書くもの おうぎ(扇 ) おうみ(近江 ) おうとつ(凹凸 ××) おうなつ(押捺 ×) おうりょくこう(鴨緑江 ×) 4,はうをおうと書くもの あおう(逢 ×はう) かおう(買 はう) まおう(舞 はう) こおう(強 う) |
| 細13 | コおよびゴの長音はこう,ごうと書く。 例 1,かうをこうと書くもの こうじ(麹 ×) こうがい(笄 ×) こうべ(神戸 ) さこう(咲 かう) きこう(聞 かう) こうばしい(かうばしい) あこう(赤 う) ちこう(近 う) こう(斯 ×う) こううん(好運 ) こうりょ(考慮 ) ほうこう(方向 ) しゅこう(酒肴 ×) こうすい(香水 ) こうぎ(講義 ) こうざん(高山 ) こうかい(航海 ) こうふく(幸福 ) こうか(効果 ) こうつう(交通 ) こうふく(降伏 ) こうふう(校風 ) こうい(行為 ) けんこう(健康 ) 2,くわうをこうと書くもの こうせん(光線 ) こうだい(宏大 ×) こうきょう(広狭 ) こうしょく(黄色 ) こうぞく(皇族 ) こうてん(荒天 ) 3,かふをこうと書くもの こうおつ(甲乙 ) たいこう(太閤 ×) こうかく(岬角 ×) 4,こふをこうと書くもの こう(劫 ×) 5,がうをごうと書くもの いそごう(急 がう) なごう(長 う) ばんごう(番号 ) さいごう(西郷 ) ごういん(強引 ) ぶんごう(文豪 ) ごうぜん(傲然 ×) 6,ぐわうをごうと書くもの ごうごう(轟 ×々) 7,がふをごうと書くもの いちごう(一合 ) 8,ごふをごうと書くもの えいごう(永劫 ×) ざいごう(罪業 ) |
| 細14 | ソおよびゾの長音はそう,ぞうと書く。 例 1,さうをそうと書くもの はなそう(話 さう) かえそう(返 さう) ちらそう(散 らさう) あそう(浅 う) そう(然 う) そうじ(掃除 ) いっそう(一双 ) そうが(爪牙 ××) そうちょう(早朝 ) そうい(相違 ) そうこ(倉庫 ) じゅうそう(重曹 ×) そうねん(壮年 ) たいそう(体操 ) そうもく(草木 ) そうどう(騒動 ) そうとう(争闘 ) そうしつ(喪失 ) そうしき(葬式 ) 2,さふをそうと書くもの そうろう(候 ふ) そうわ(挿話 ×) 3,ざうをぞうと書くもの せいぞう(製造 ) ぞうしょ(蔵書 ) ぞう(象 ) しょうぞう(肖像 ) 4,ざふをぞうと書くもの ぞうきん(雑巾 ×) |
| 細15 | トおよびドの長音はとう,どうと書く。 例 1,たうをとうと書くもの とうげ(峠 ) たとうがみ(畳紙 ) うとう(打 たう) かとう(勝 たう) たとう(立 たう) いとう(痛 う) かとう(堅 う) とうけん(刀剣 ) とうしょ(島嶼 ×) とうばつ(討伐 ) とうぞく(盗賊 ) さとう(砂糖 ) とうぜん(当然 ) ねっとう(熱湯 ) おうとう(桜桃 ) とうき(陶器 ) きとう(祈祷 ×) ついとう(追悼 ) 2,たふをとうと書くもの とうべん(答弁 ) とう(塔 ) とうは(踏破 ) すいとう(出納 ) 3,だうをどうと書くもの どうろ(道路 ) こうどう(講堂 ) かいどう(海棠 ×) ぶどう(葡萄 ××) |
| 細16 | ノの長音はのうと書く。 例 1,なうをのうと書くもの しのう(死 なう) あぶのう(あぶなう) だいのう(大脳 ) くのう(苦悩 ) のうちゅう(嚢中 ×) 2,なふをのうと書くもの のうにゅう(納入 ) 3,のふをのうと書くもの きのう(昨日 ) |
| 細17 | ホおよびぽ,ボの長音はほう,ぽう,ぼうと書く。 例 1,はうをほうと書くもの ほうき(箒 ×) ほうむる(葬 る) ほうこく(報告 ) ほうか(邦家 ) こくほう(国宝 ) ほうさく(方策 ) ほうかつ(包括 ) ほうび(褒美 ×) 2,はふ(またはほふ)をほうと書くもの ほうる(投 る) ほうりつ(法律 ) ほうし(法師 ) 3,ぱうをぽうと書くもの はっぽう(八方 ) 4,ぱふ(またはぽふ)をぽうと書くもの りっぽう(立法 ) せっぽう(説法 ) 5,ばうをぼうと書くもの あそぼう(遊 ばう) とぼう(飛 ばう) はこぼう(運 ばう) ぼうどう(暴動 ) ぼうけん(冒険 ) ぼうず(坊主 ) しょぼう(書房 ) めつぼう(滅亡 ) きぼう(希望 ) ぼうちょう(膨張 ) 6,ばふ(またはぼふ)をぼうと書くもの びんぼう(貧乏 ボフ) |
| 細18 | モの長音はもうと書く。 例 まうをもうと書くもの もうける(儲 ×ける) もうす(申 す) やすもう(休 まう) たのもう(頼 まう) あもう(甘 う) せもう(狭 う) もうはつ(毛髪 ) もうどう(妄動 ×) もうもく(盲目 ) ほんもう(本望 ) もうまく(網膜 ) |
| 細19 | ヨの長音はようと書く。 例 1,やうをようと書くもの ようか(八日 ) はよう(早 う) ようやく(漸 く) ようもう(羊毛 ) かいよう(海洋 ) ようしき(様式 ) たいよう(太陽 ) ようりゅう(楊柳 ×) 2,えうをようと書くもの ようりょう(要領 ) にちよう(日曜 ) ようはい(遥拝 ×) ようきょく(謡曲 ) ようねん(幼年 ) ようせつ(夭折 ×) 3,えふをようと書くもの こうよう(紅葉 ) |
| 細20 | ロの長音はろうと書く。 例 1,らうをろうと書くもの いのろう(祈 らう) かえろう(帰 らう) くろう(暗 う) かろう(辛 う) あろう(粗 う) ろうじん(老人 ) ろうどう(労働 ) めいろう(明朗 ) ろうか(廊下 ) たろう(太郎 ) 2,らふをろうと書くもの ろうそく(蝋燭 ××) きゅうろう(旧臘 ×) |
| 細21 | キュおよびギュの長音はきゅう,ぎゅうと書く。 例 1,きうをきゅうと書くもの おおきゅう(大 きう) きゅうよう(休養 ) きゅうりょう(丘陵 ) えいきゅう(永久 ) ようきゅう(要求 ) きゅうてき(仇敵 ×) きゅう(灸 ×) 2,きふをきゅうと書くもの きゅうむ(急務 ) きゅうだい(及第 ) こきゅう(呼吸 ) かいきゅう(階級 ) かんきゅう(感泣 ) きゅうよ(給与 ) 3,ぎうをぎゅうと書くもの ぎゅうにゅう(牛乳 ) |
| 細22 | シュおよびジュの長音はしゅう,じゅうと書く。 例 1,しうをしゅうと書くもの しゅうと(舅 ×) しゅうとめ(姑 ×) あたらしゅう(新 しう) すずしゅう(涼 しう) しゅうよう(修養 ) しゅううん(舟運 ) しゅうじん(囚人 ) ゆうしゅう(優秀 ) しゅうぎょう(就業 ) しゅうにゅう(収入 ) しゅうき(臭気 ) ばんしゅう(晩秋 ) きゅうしゅう(九州 ) しゅうちょう(酋長 ×) しゅうい(周囲 ) こんしゅう(今週 ) 2,しふをしゅうと書くもの しゅうとく(拾得 ) しゅうちゃく(執着 ) しゅうちゅう(集中 ) しゅうめい(襲名 ) れんしゅう(練習 ) へんしゅう(編輯 ×) 3,じうをじゅうと書くもの じゅうなん(柔軟 ) じゅうるい(獣類 ) 4,じふをじゅうと書くもの じゅう(十 ) ぼくじゅう(墨汁 ×) じゅうき(什器 ×) 5,ぢゆうをじゅうと書くもの じゅうやく(重役 ) じゅうきょ(住居 ) まんじゅう(饅頭 ×) |
| 細23 | チュの長音はちゅうと書く。 例 ちうをちゅうと書くもの はくちゅう(白昼 ) ちゅうぞう(鋳造 ) ちゅうたい(紐帯 ×) うちゅう(宇宙 ) ちゅうしゅつ(抽出 ) せいちゅう(掣肘 ××) |
| 細24 | ニュの長音はにゅうと書く。 例 1,にうをにゅうと書くもの にゅうわ(柔和 ) 2,にふをにゅうと書くもの にゅうがく(入学 ) |
| 細25 | ヒュおよびビュの長音はひゅう,びゅうと書く。 例 1,ひうをひゅうと書くもの ひゅうが(日向 ) 2,びうをびゅうと書くもの ごびゅう(誤謬 ×) |
| 細26 | リュの長音はりゅうと書く。 例 1,りうをりゅうと書くもの りゅうい(留意 ) せんりゅう(川柳 ) りゅうこう(流行 ) 2,りふをりゅうと書くもの こんりゅう(建立 ) いちりゅう(一粒 ) |
| 細27 | キョおよびギョの長音はきょう,ぎょうと書く。 例 1,きやうをきょうと書くもの きょうたん(驚嘆 ) ねっきょう(熱狂 ) きょうだい(兄弟 ) きょうそう(競争 ) きょうだい(鏡台 ) きょうりょく(強力 ) とうきょう(東京 ) きょうもん(経文 ) こきょう(故郷 ) きょうおう(饗応 ×) 2,けうをきょうと書くもの きょうごう(校合 ) きょういく(教育 ) てっきょう(鉄橋 ) きょうぼく(喬木 × ) 3,けふをきょうと書くもの きょう(今日 ) きょうい(脅威 ) きょうりょく(協力 ) きょうき(侠気 ×) 4,ぎやうをぎょうと書くもの しゅぎょう(修行 ) にんぎょう(人形 ) 5,げうをぎょうと書くもの こんぎょう(今暁 ) ぎょうしゅん(堯舜 ××) 6,げふをぎょうと書くもの ぎょうむ(業務 ) |
| 細28 | ショおよびジョの長音はしょう,じょうと書く。 例 1,しやうをしょうと書くもの しょうじき(正直 ) しょうばい(商売 ) しょうさい(詳細 ) ふしょう(負傷 ) いっしょう(一生 ) しょうか(唱歌 ) しょうらい(将来 ) ぶんしょう(文章 ) 2,せうをしょうと書くもの まいりましょう(参 りませう) よいでしょう(よいでせう) しょうせつ(小説 ) しょうねん(少年 ) しょうそく(消息 ) しょうしゅう(召集 ) しょうだい(招待 ) しょうめい(照明 ) びしょう(微笑 ) しょうしつ(焼失 ) あんしょう(暗礁 ) 3,せふをしょうと書くもの こうしょう(交渉 ) さいしょう(妻妾 ×) しょうけい(捷径 ×) 4,じやうをじょうと書くもの じょうず(上手 ) かんじょう(感情 ) じょうたい(状態 ) じょうほ(譲歩 ) じょうじゅ(成就 ) じんじょう(尋常 ) 5,ぢやうをじょうと書くもの しじょう(市場 ) れいじょう(令嬢 ) じょうぶ(丈夫 ) じょうせき(定石 ) じょう(錠 ) 6,ぜうをじょうと書くもの じょうぜつ(饒舌 ×) そうじょう(騒擾 ×) 7,でうをじょうと書くもの さんじょう(三条 ) 8,でふをじょうと書くもの ろくじょう(六畳 ) いちじょう(一帖 ×) |
| 細29 | チョの長音はちょうと書く。 例 1,ちやうをちょうと書くもの ちょうかい(町会 ) ちょうたん(長短 ) ちょう(腸 ) ちょうしゅ(聴取 ) ちょうちん(提燈 ) いっちょう(一挺 ×) 2,てうをちょうと書くもの ちょうでん(弔電 ) ちょうるい(鳥類 ) ちょうしょく(朝食 ) ぜんちょう(前兆 ) ちょうし(調子 ) ちょうこく(彫刻 ) 3,てふをちょうと書くもの ちょう(蝶 ×) つうちょう(通牒 ×) |
| 細30 | ニョの長音はにょうと書く。 例 ねうをにょうと書くもの にょう(尿 ) |
| 細31 | ヒョおよびビョの長音はひょう,びょうと書く。 例 1,ひやうをひょうと書くもの ひょうばん(評判 ) ひょうそく(平仄 ) たいひょう(大兵 ) 2,へうをひょうと書くもの ひょうり(表裏 ) にひょう(二俵 ) とうひょう(投票 ) ひょう(豹 ×) 3,びやうをびょうと書くもの びょうぶ(屏風 ×) びょうき(病気 ) びょう(鋲 ×) 4,べうをびょうと書くもの びょうしゃ(描写 ) れいびょう(霊廟 ×) |
| 細32 | ミョの長音はみょうと書く。 例 1,みやうをみょうと書くもの みょうにち(明日 ) じゅみょう(寿命 ) みょうだい(名代 ) みょうが(冥加 ) 2,めうをみょうと書くもの みょうぎ(妙技 ) みょうじ(苗字 ) |
| 細33 | リョの長音はりょうと書く。 例 1,りやうをりょうと書くもの ぜんりょう(善良 ) りょうほう(両方 ) りょうど(領土 ) せいりょう(清涼 ) りょうさつ(諒察 ×) ぶんりょう(分量 ) 2,れうをりょうと書くもの りょうり(料理 ) しゅうりょう(終了 ) かんりょう(官僚 ) りょう(寮 ) せきりょう(寂寥 ×) ぶりょう(無聊 ×) 3,れふをりょうと書くもの りょう(猟 ) |
| 注意 | 1「クワ・カ」「グワ・ガ」および「ヂ・ジ」「ヅ・ズ」をいい分けている地方に限り,これを書き分けてもさしつかえない。 2 語例の下に示した漢字中,当用漢字表外のものには×印をつけた。また漢字の右側につけた片かなは旧かなづかいを示す。 |
| 備考 | 〔備考〕 1 ア列長音は,ア列のかなにあをつけて書く。 2 イ列長音は,イ列のかなにいをつけて書く。 3 ウ列長音は,ウ列のかなにうをつけて書く。 4 エ列長音は,エ列のかなにえをつけて書く。 5 オ列長音は,オ列のかなにうをつけて書くことを本則とする。 6 ア列拗 音の長音は,ア列拗 音のかなにあをつけて書く。 7 ウ列拗 音の長音は,ウ列拗 音のかなにうをつけて書く。 8 オ列拗 音の長音は,オ列拗 音のかなにうをつけて書くことを本則とする。 9 拗 音をあらわすには,や,ゆ,よを用い,なるべく右下に小さく書く。 10 促音をあらわすには,つを用い,なるべく右下に小さく書く。 |
| この著作物は日本国の著作権法第10条1項ないし3項により著作権の目的とならないためパブリックドメインの状態にあります。(なお、この著作物は日本国の旧著作権法第11条により、発行当時においても著作権の目的となっていませんでした) この著作物はアメリカ合衆国外で最初に発行され(かつその後30日以内にアメリカ合衆国で発行されておらず)、かつ1978年より前にアメリカ合衆国の著作権の方式に従わずに発行されたか1978年より後に著作権表示なしに発行され、かつウルグアイ・ラウンド協定法の期日(日本国を含むほとんどの国では1996年1月1日)に本国でパブリックドメインになっていたため、アメリカ合衆国においてパブリックドメインの状態にあります。 |