초혼[招魂](上)

第1回

ナレーター:詩には風景があります。それぞれの詩にどんな風景があるのか想像してみると、その詩の姿がはっきりと浮かび上がってまいります。今回のハングルの詩はどんな風景のどんな詩なのでしょうか。

独断と偏見でお馴染みの歌樽先生が詩のある風景の現場にすでに到着なさっているようです。では、現地の詩子アナウンサーを呼んでみましょう。詩子アナ、現地の模様はいかがでしょうか。

http://blog.daum.net/jc21th/17782503

詩子アナ:はい、こちら詩子です。現地にきております。彫刻も多く、詩碑も多いですね。早速、歌樽先生に伺ってみましょう。今回の詩のキーとなるハングルはずばり何でしょうか。

歌樽先生:ずばーり、、、難しいですね。

詩子アナ:その難しいところを何とか「ずばーり」お願いします。

歌樽先生:「떨어져 나가 앉은 산 위에서」でしょうかね。

詩子アナ:ずばーり、「떨어져 나가 앉은 산 위에서」、いただきました!
さて、今回の詩のキーハングル「떨어져 나가 앉은 산 위에서」の入った詩とはどんな詩でしょうか。まずいろいろな人の詩の朗読を聴いてみましょう。

詩子アナ:「金素月」の詩「招魂」ですね。男性の朗読も聴いてみたいのですが。

歌樽先生:はい、では男性の朗読を聴いてみましょう。

詩子アナ:歌はないのですか。

歌樽先生:歌もありますよ。

詩子アナ:では、歌を聴いてみましょう。

歌樽先生:では、詩のタイトルと初めの4行から見ていきましょう。

詩子アナ:はい、「招魂(초혼)」です。
산산이 부서진 이름이여!
허공중에 헤어진 이름이여!
불러도 주인 없는 이름이여!
부르다가 내가 죽을 이름이여!

歌樽先生:この「招魂(초혼)」の詩では死者にかかわるある行為が描かれています。

第1問:それは次の内どれでしょうか。
1)장례식(葬禮式)
2)발인제(發靷祭)
3)삼우제(三虞祭)
4)고복의식(皐復儀式)

詩子アナ:第1問からずいぶんハードな内容になっていますね。

歌樽先生:詩の内容がハードですから、今回は手ごわいですよ。

詩子アナ:手ごわいものは大歓迎です。まず、辞書で調べてみます。

1)の장례식(葬禮式)はお葬式ですから、これは違います。
2)の발인제(發靷祭)は出棺することですから、これも違います。
3)の삼우제(三虞祭)はお葬式の後の3回目の祭祀なので、1)~3)は違います。

第1問:正解は4)고복의식(皐復儀式)です。

歌樽先生:では、この「고복의식(皐復儀式)」というのは何ですか。

詩子アナ:それは「招魂(초혼)」と関連した儀式でしょうが、具体的には分かりません。

歌樽先生:分からないのに「正解」では喜べませんね。

詩子アナ:消去法の勝利!と言いたいのですが、冷たい雰囲気ですね。あの、そういう教育で育っていますから、なかなか抜け出せなくて。実にけしからんと怒りたいところでしょうが、そこを何とか・・・・

歌樽先生:そう言われると怒りにくいですね。「고복(皐復)」についてまず考えてみましょう。

第2問:「고복(皐復)儀式」ではするのは次のうちどれでしょうか。
1)死者の前で号泣する
2)死者の姓と名を呼ぶ
3)死者の胸を3度叩く
4)死者の業績を唱える

詩子アナ:儀式らしいのは 3)ですが、胸を叩くことは一番しないように思えます。1)は儀式でやるものではないようですし、4)は業績紹介のようですから、、

第2問:正解は2)死者の姓と名を呼ぶ、です。

2回

歌樽先生:いつもながら驚きですね。消去法の勝利という言葉がぴったりですね。

詩子アナ:ヤッター!!

歌樽先生:詩の中の「이름이여!」というところが記憶に残ったようですね。

詩子アナ:今回は出だしから完璧!!

歌樽先生:では、さらなる完璧さを目指しましょう。

「산산이 부서진 이름이여!」は直訳するとどうなりますか?

詩子アナ:「산산이」は「ばらばらに、散り散りに、粉々に」といった意味で、「부서진」は「壊れる、砕ける」という意味ですから、直訳は「粉々に砕けた名前よ!」、こんな感じです。

歌樽先生:なぜ名前が「砕ける」のですか。これを問題にしましょう。

3問:名前が砕ける理由は何に起因していますか。

1)名前がなくなったため
2)死者の名前の呼び方のため
3)死を象徴的に示すため
4)死者の魂が壊れているため

詩子アナ:3)の「死者であることを象徴的に示すため」ではないようですね。

歌樽先生:どうしてですか。

詩子アナ:直感的に3)だと思いましたから、これはたぶん違うんだとチョッカンしました。

歌樽先生:チョッカンと言えば「知的直観」という哲学用語もありますからね。

詩子アナ:私のチョッカンも学問的なんですね。オ・ホ・ホ・ホ。

歌樽先生:私は、いつも凄いと感心していますから。

詩子アナ:ホ・メ・ラ・レ・ター!!

歌樽先生:な・る・ほ・ど。

詩子アナ:な・る・ほ・ど、ですか。どうやらこれがヒントのようですね。ということは、やはり3)ではなく、4)の死者の魂が壊れていることはなく、名前もなくなっていないので、、

3問:答は2)死者の名前の呼び方のため、です。

歌樽先生:いつもながら、するどいですね。

第4問:どのように名前を呼ぶのでしょうか

1)抑揚をつけて強くはっきりと呼ぶ
2)ゆっくり長く引っ張って呼ぶ
3)ため息をつきながら弱弱しく呼ぶ
4)はきはきとリズムよく呼ぶ

詩子アナ:亡くなっているわけですから、4)の「はきはきとリズムよく呼ぶ」というのはないと思います。3)の「ため息をつきながら弱弱しく呼ぶ」は似合わない気がします。

歌樽先生:何に似合わないのですか?

詩子アナ:何にと言われても困るのですが、強いていえば「이름이여!」と叫んでいる感じはため息をついているようには思えません。

歌樽先生:な・る・ほ・ど、鋭いところをついていますね。

詩子アナ:あー、そ・う・い・う・こ・とでしたか。

第4問:正解は2)ゆっくり長く引っ張って呼ぶ、です。

詩子アナ:つまり死者を哀悼する意味で長く引っ張って呼ぶ訳ですね?

歌樽先生:いいえ、哀悼する訳ではなく、「招魂」つまり魂を呼び戻すために呼ぶのです。

第5問:どちらの方向を向いて名前を呼ぶのでしょうか。

1)東 2)西   3)南   4)北

詩子アナ:これは霊の行く方向と考えていいんですね?

歌樽先生:霊の行く方向が見えますか?

詩子アナ:見えませんが、北枕という言葉もありますし、、

第5問:正解は4)北、です。

歌樽先生:頭北面西右脇臥(ずほくめんさいうきょうが)から来ているんでしょうかね。

詩子アナ:お釈迦様ですか。よく分かりませんが。

歌樽先生:いえ、大丈夫ですよ。霊といえば北ですから、正解です。祖先を祀る祭祀の場合も北側に「紙榜(지방:チバン)」、つまり位牌のようなものですが、これを置きますからね。紙榜の書き方を説明したサイトもありますね。

http://nestbiz.tistory.com/411

第6問:名前をどこで呼ぶのでしょうか。

1)川辺  2)山の上   3)屋根の上   4)玄関先

3回

詩子アナ:名前を呼ぶ場所が決まっているんですか?川辺だと川に近くない場合もあるでしょうし、山の場合も山に登るのは大変だし、屋根の上も危ないし、一番やりやすいのは4)の玄関先でしょうかね。

歌樽先生:やり易い所でやる訳ではありませんよ。もう一度、詩の初めの部分を見てみましょう。そこにヒントがありますから。

詩子アナ:はい。

산산이 부서진 이름이여!
허공중에 헤어진 이름이여!
불러도 주인 없는 이름이여!
부르다가 내가 죽을 이름이여!

歌樽先生:「허공중에 헤어진 이름이여!」を直訳してみましょう。

詩子アナ:「허공중」が「虚空中」で「헤어지다」が「別れる、散る、ばらばらになる」ですから、「虚空の中に散った名よ!」が直訳です。名前をどこで呼べば「虚空」と近いかという問題のようですね。これで「2)山の上」か「3)屋根の上」の2つに絞られた感がありますが。

歌樽先生:下のサイトを見ればわかりますよ。

http://dacheon.net/mounrning2.htm

http://www.poori.net/ethics/trd342.htm

詩子アナ:はい、分かりました。

第6問:正解は3)屋根の上、です。

詩子アナ:屋根の上の人が何か持っていますね。

歌樽先生:亡くなったひとの服を手に持って、名前を呼んでいるのです。

詩子アナ:「고복(皐復)儀式」は大変なんですね。

歌樽先生:まだ、終わっていませんよ。

7問:名前を呼んだあとに、ある言葉を3度言うのですが、それは次のうちどれでしょうか。

1) 2)   3)   4)

詩子アナ:「고복(皐復)」の「고(皐)」は「呼ぶ、告げる」という意味があるようですので、分かりました。

第7問:正解は3)복・복・복、です。

歌樽先生:今回は正攻法できましたね。正解です。

8問:この「」とはどんな意味で言っているのでしょうか。

1)苦しさから解放する 2)来世であると告げる 3)新しい使命を与える   4)死者の魂を呼び戻す

詩子アナ:えっ!そうなんですか、「고복(皐復)」の「고」も「복」もどちらも「招魂」という意味なんですか。

歌樽先生:なにか、言いましたか?

詩子アナ:いえ、あの、独り言です。

8問:正解は、4)死者の魂を呼び戻す、です。

詩子アナ:つまり、「招魂」と「皐復」とは同じことなんですね、なるほど。

歌樽先生:これで、名前が「ばらばら」になることが分かりましたか。

詩子アナ:いいえ、まだよく分かりませんが。

歌樽先生:では、名前の構造について考えてみましょう。

詩子アナ:知っている名前がありますが、、、

歌樽先生:恋人が出来ましたか?

詩子アナ:いえいえ、あの、金素月です。

歌樽先生:金素月の本名は김정식(金廷湜)です。初めは「정(珽)」だったという説もあります。

詩子アナ:この名前にも構造といえるものがあるのですか。

歌樽先生:もちろんです。金素月の「金」という姓ですが、いろんな「金」氏があるんです。

9問:金素月はつぎのどの金氏でしょうか。

1)慶州金氏   
2)公州金氏  
3)光山金氏  
4)金海金氏

詩子アナ:金の前には地名が付いていますが、これは何ですか。

4回

歌樽先生:姓の前の地名ですか?これは「本貫(본관:ほんかん)」といっています。「慶州金氏」の場合は「慶州」が本貫です。本貫というのは、始祖が生まれた地名をいいます。「貫郷(관향)」「先郷(선향)」「姓郷(성향)」などともいいます。「貫(관)」とだけいう場合もあります。

詩子アナ:いろんな言い方があるということは、それだけ重要だということですか。

歌樽先生:いろんな言い方があるから重要だという訳ではないのですが、ともかく重要ですね。

詩子アナ:素月の本貫の人たちはたくさんいるのですか。

歌樽先生:もちろん少ないわけではありませんよ。

詩子アナ:ということは、一番多いグループではなさそうですね。

第9問:正解は、2)公州金氏、です。

歌樽先生:それはまたどうしてですか?

詩子アナ:さっきこっそり調べてみましたら、1位金海、2位慶州、3位光山の順でしたから、これはもう公州に違いないと思いましたから。

歌樽先生:これは一本とられました。

詩子アナ:やりました!

歌樽先生:では問題をどんどんだしましょう。実際の姓の人口比率をそのまま反映している100人の集団があると仮定します。

第10問:その集団には金さんが何人ぐらいいるでしょうか。

1) 20人強  2) 20人弱    3) 10人強    4) 10人弱

詩子アナ:3割まではいかないようですね。でも最低でも1割弱はいるということですか。ところで、姓が詩の理解に必要なんですか?

歌樽先生:姓だけでなく、名前の理解も必要です。姓名の構造を理解しなければ、この詩が何を詠っているのか分かりませんからね。

詩子アナ:分かりました。張り切ってやりましょう。

第10問:正解は、1)20人強、です。

歌樽先生:なぜ、1)番ですか。

詩子アナ:今回はまだ1)の正解がでてきていませんので、そろそろ出てくるころだと思いました。

歌樽先生:いろいろな技術があるものですね。100人のうち22人ぐらいの割合です。

2000年度の国勢調査によると、21.6%を占めています。

http://surname.info/count.html

11問:では100人の金さんがいるとして、その集団が本貫別の人口比率を反映している場合、金海金さんは何人ぐらいいるでしょうか。

1)40人強 2)40人弱   3)30人強   4)30人弱

詩子アナ:分からないときには1)番をという初心を忘れていました。

第11問:正解は、1)40人強、です。

詩子アナ:当たりましたね。初心に返ることがやはり大切ですね。

歌樽先生:なんともコメントのしようがありません。42人ぐらいですから、40人強となりますね。

詩子アナ:ヤッター!完璧が続いています。今回は記録が作れそうです。

歌樽先生:まだ入口に入ったばかりですよ。

詩子アナ:こんなに多ければ、金さんの家系図は大変ですね。

歌樽先生:じつは同じ金海金さんでも「派」がいろいろあって、それぞれの派ごとに別のグループを作っているんです。

http://blog.naver.com/clickhlmt/100177053124

詩子アナ:では金素月の公州金氏の場合も違った派があるのですか。

歌樽先生:その通りです。

http://kim25.net/kim/e03/1615

詩子アナ:姓が重要なのですか、派が重要なのですか。

歌樽先生:姓と派の両方が重要なのです。

詩子アナ:その理由はなんですか。

歌樽先生:姓と派によって名付けかたが違うからです。

詩子アナ:えっ!?名前の付け方があって、その付け方が違うんですか。びっくりポンです。

5回

歌樽先生:これで、そろそろ本題に近づいてきましたね。

詩子アナ:では、金素月のお父さんもお祖父さんも、また金素月の息子さんもその名付け方で名前が付けられているのですか。

歌樽先生:その通りです。

http://www.andongkwon.pe.kr/coding/sub8/sub1.asp?bseq=24&cat=-1&sk=&sv=&page=39&mode=view&aseq=5238

항렬자항렬자항렬자
16경(敬)21호(鎬),열(烈)26석(錫)
17하(河),정(鼎)22영(永),여(如)27연(淵)
18상(相),환(煥)23수(秀),철(喆)28근(根)
19도(燾),락(洛)24병(炳),기(基)29환(煥)
20정(珽),익(益)25규(圭)30준(埈)

金素月は始祖から20代目で、金廷湜(김정식)が本名とされていますが、当初は金珽湜だったようです。

詩子アナ:では、お父さんは도(燾)か락(洛)がついていたのですか。

歌樽先生:そのとおりです。父親は19代で名前は金性燾(김성도)、お祖父さんは18代で金相疇(김상주)でした。このように世代によって名付けに用いられる文字を「行列字(항렬자)」と呼んでいます。この文字は決められているのです。

第12問:素月の曾祖父の名前は次の内どれだったでしょうか。

1)金基河   2)金河基    3)金敬基    4)金基敬

詩子アナ:金素月の曽祖父は17代なので、行列字に河か鼎が付くので、1)か2)なんですが、この前後関係はどうなんでしょうか。

歌樽先生:それを考えてみましょう。代のことは世と呼んでいます。つまり20代は20世ですね。名前を整理してみると分かりますよ。

詩子アナ:行列字を○で囲んでみます。

18世・・ 金相疇(김상주)

19世・・ 金性燾(김성도)

20世・・ 金珽湜(김정식)

歌樽先生:これで、よく分かりますね。

詩子アナ:なるほど、行列字が前の次は後ろ、後ろの次は前と交互になっていますね。ということは行列字の河が後ろに来ます。

第12問:正解は、1)金基河、です。

歌樽先生:では、素月の息子の名前を作ってみましょう。

詩子アナ:えっ!私が作るのですか。

歌樽先生:これだけの知識があればもう十分に名付けられると思いますがね。

第13問:金素月の息子さんの名前を付けてみましょう。

詩子アナ:では、もう破れかぶれでやってみます。私、兄が俊二というので、この字をつかうことにします。

第13問:21世・・金俊鎬(김준호)

歌樽先生:大正解!これが金素月の長男の名前です。

詩子アナ:嘘みたい!

歌樽先生:ちなみに、次男は殷鎬(은호)、三男は正鎬(정호)、四男は洛鎬(낙호)です。

6回

歌樽先生:この一連の名前を見て、何か気が付きませんか。

詩子アナ:何か特徴があるのですか。

歌樽先生:そうですね。特徴がありますね。

詩子アナ:では、もう一度名前を書いてみます。

17世・・ 金基河(김기하)

18世・・ 金相疇(김상주)

19世・・ 金性燾(김성도)

20世・・ 金珽湜(김정식)

21世・・ 金俊鎬(김준호)

歌樽先生:行列字だけを書き抜くと分かりやすいですよ。

詩子アナ:河(하)→相(상)→燾(도)→珽(정)→鎬(호)ですね。

歌樽先生:恋愛は「もっ・か、ドッ・キン・スイスイスイ」って覚えたのは何でしたっけ?

詩子アナ:恋愛ですか。恋愛の専門家ではないのですが。どちらかというと失恋の専門家なのですが。

歌樽先生:「オンマヤ ヌナヤ」のところでやりましたが。確かそのときは、

「覚えるのは早いんです。覚えるのに時間を使わないというのが信条です」と言っていたと記憶していますが。

詩子アナ:覚えるのは早いのですが、忘れるのも早い場合もあるんです。ヒントは?

歌樽先生:ヒントですか。春の七草でしょうかね。

詩子アナ:あっ!「ゴギョウ」、五行です。五行の順番です。

歌樽先生:思い出したようですね。

詩子アナ:「もっ・か、ドッ・キン・スイスイスイ」なので「木・火・土・金・水」の順ですね。

歌樽先生:漢字の部首や字画の一部に「木・火・土・金・水」が取り入れられています。

詩子アナ:なるほど。河には三水偏、これは部首では水と同じです。相には木偏、鎬には金偏がありますね。

歌樽先生:では「燾(도)」と「珽(정)」にはどこに何があるのでしょうか。

詩子アナ:順番から言えば、「燾(도)」は木偏の次なので火偏、「珽(정)」は火偏の次なので土偏が来るわけですが、火偏も土偏もよく分かりませんね。

歌樽先生:ではまず「燾(도)」の構成要素を見てみましょう。

第14問:「燾(도)」のどこに「火」の要素があるでしょうか。

1)一番上の「士」
2)真ん中の「エ」
3)下の「寸」
4)一番下の「灬」

詩子アナ:どこにも「火」らしきものは見つかりませんが。

歌樽先生:漢字の辞典を調べれば分かりますよ。

詩子アナ:では、しばらくのお時間をいただいて、、、ええと、「火」の部首の下に「灬」がありますが、これですか。「水」の下にも「氵」がありますね。ということは、、、

第14問:4)一番下の「灬」ですね。

歌樽先生:正解です。下の点の4つのものは火偏と同じです。実は「心」や立心偏(忄)も五行の感じとしては火偏と同じ扱いです。

第15問:「珽(정)」のどこに「土」の要素があるでしょうか。

1)一番左の「玉」 2)真ん中の「廴」  3)右の「壬」   4)なし

詩子アナ:「玉」にも「壬」にも良く見ると字画の中に「土」が入っていますね。

歌樽先生:よく気が付きましたね。

詩子アナ:気が付いたのですが、どっちでしょうかね。両方なんですかね。

歌樽先生:自分で決めましょう。

詩子アナ:廷だけでも「土」があるのに、「玉」をつけているということは・・・

第15問:1)一番左の「玉」、です。

歌樽先生:そうですね。王偏の「玉」の中に「土」が含まれていますから、こういう場合は五行でいえば「土」に属するものと考える訳です。バリエーションがいろいろありますから、面白いですよ。

7回

詩子アナ:どんなバリエーションがあるのですか。

歌樽先生:健康の康の字の最後の4画は求めるの字の最後の4画と同じですが、この4画は水と形が似ているので「水」が入った文字と見て使っています。また、4画の「斗:두」は「心:심」と同じく、「火」に属するものと見ます。「善:선」の初めの1・2画は「八」のように書く書き方があって、こう書くと「金」の字が字画に含まれるので、五行では「金」と見ます。ではここで一つ問題を出しましょう。

第16問:「容」は五行でどれに属するでしょうか。

1)木  2)火   3)土   4)金

詩子アナ:木と土ではないようですから、火か金でしょう。金に当たる部分がありませんので、これは分かりました。

第16問:正解は、2)火、です。

歌樽先生:容易だったようですね。

詩子アナ:お陰様で、できました。兼用の文字はないんですか。

歌樽先生:兼用というと2つ以上のものに使われる文字ですか。ありますよ。「東」という文字は「木」にも「甲」にも使われます。

詩子アナ:「甲」ですか?「甲」ってありましたっけ。

歌樽先生 :じつは甲乙順の名付け法があるんですが、

詩子アナ:えっ!五行だけではないんですか。

歌樽先生:ええ、いろいろあるんです。その前に、甲乙順を言ってみてください。

詩子アナ:甲乙丙丁、以上です!

歌樽先生:全部で10あるんですが、難しいようですね。

コウ   オツ    ヘイ   テイ   ボ   キ   コウ   シン   ジン    キ
甲   乙    丙   丁  戊   己  庚   辛    壬    癸

詩子アナ:五行じゃなくて十行ですか?

歌樽先生:十行ではなくて十干(じっかん)を使ったもので「天干法(천간법)」と呼んでいます。

詩子アナ:五行の順に名付けるやりかたは何と呼ばれているのですか。

歌樽先生:「五行相生法(오행상생법:ごぎょうそうしょうほう)」と呼んでいます。

詩子アナ:「天干法」で使われる漢字を教えてください。

歌樽先生:例えば、「甲:愚、乙:凡、丙:炳、丁:宇、戊:茂、己:起、庚:康、辛:宰、壬:廷癸:揆」といった漢字が使われます。

詩子アナ:では10代にわたってこれらの漢字がつかわれる訳ですか。

歌樽先生:そういうことですね。

詩子アナ:詩子の文字で使えるものがありますか。

歌樽先生:「子」が字画に含まれる漢字であれば使えますよ。十二支の順で行列字を使用する場合がありますから。

17問:十二支を言ってみてください。

詩子アナ:十二支ですか。

第17問:子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

歌樽先生:さすがですね。

詩子アナ:ひさしぶりに言ってみたら、あら不思議、言えました!

歌樽先生:漢字のどこかに十二支の入った漢字を干支の順に入れて名付ける方法を「地支法(지지법)」と呼んでいます。子の場合なら、學(학:学)・孝(효)・厚(후)などが使われています。

詩子アナ:本当にいろいろあるんですね。驚きました。初めに「이름이여!」と叫んでいるのはこんな名づけ法とも関連がありそうですね。

歌樽先生:数字を使ったものもあります。「数交法(수교법)」といっています。一から十までの数字を利用したものです。この「数交法(수교법)」に使われる文字の例を挙げてみましょう。

詩子アナ:えっ!ノーヒントですか?

歌樽先生:では、ヒントを出しましょう。

18問:次の漢字を数交法の1から10の順に並べ替えましょう。

塾 憲 虎 雨 天 春 平 容 梧 奇

8回

詩子アナ:分かりやすくするために、分かるものからチェックしていきます。

歌樽先生:いい方法ですね。

詩子アナ
塾  憲  虎  春  梧
↓    ↓    ↓    ↓    ↓
九  四  七  三  五

歌樽先生:コツを掴んできたようですね。

詩子アナ:ここまでは合っているんですか。

歌樽先生:ここまでは完璧ですよ。

詩子アナ:「雨 天 平 容 奇」の中に一、二、六、八、十があるんですね。

歌樽先生:そうなりますね。

詩子アナ:一は横棒一本なので全部にあるようですし、二は天と平、六は天と容と奇、八は平と容といくつかの可能性があるようなんですが。

歌樽先生:そこを一気に決めてもらえればいいですね。

詩子アナ:一気にですか。

歌樽先生:雨と平はどちらかが一でどちらかが十です。

詩子アナ:ヒントをもらってスッキリしました。

第18問:答が出ました。

雨・天・春・憲・梧・奇・虎・容・塾・平
一・二・三・四・五・六・七・八・九・十

歌樽先生:完璧です。このほかに、丙・宗・泰・寧・吾・赫・純・謙・旭・協などの文字も使われています。

詩子アナ:六の赫と七の純と八の謙がよくわかりませんが。

歌樽先生:六の赫(혁:かく)は赤いという字の2・3・4・5画目が六の書き方と同じなので、六に見立てているんです。七の純ですが、屯の中に七に当たる字画があるので、これを七に当たる文字として使っているのです。謙は右の兼の字の上の2画のカタカナのソに似た部分を八のように下を広げて書く書き方があって、そこを八と見立てているのです。このように字画の中にそれとなく入っているものがいくつもあります。そうすることで使える文字バリエーションを増やしているんです。

詩子アナ:名付け法はずいぶん複雑なんですね。驚きました。

歌樽先生:五常を使ったものもありますよ。

詩子アナ:五常とはなんですか。

歌樽先生:儒教で守るべきとされる「仁・義・禮・智・信」です。最近はあまり見かけなくなりましたが、この順に名付ける場合もありました。

詩子アナ:金素月はこういう名付け法によって「김정식(金珽湜)」と名付けられた訳なんですね。

歌樽先生:金素月だけではなくて、現在も純ハングルの名前以外はこうした名付け法によって名前が付けられているんです。最ももとは儒教思想に基づくものなので、男性の場合が多いですが、女性の場合にも行列字を用いている人もいますよ。

詩子アナ:名付けの基本はこれでほぼ尽くされているんですか。

歌樽先生:これにさらに画数や発音などが複雑に関係してくるので、名付けのための専門家があちこちにいます。

詩子アナ:発音というのは音ですよね。

歌樽先生:そうです。五行の音のことです。

詩子アナ:「招魂」で「이름이여!:名前よ!」と呼んでいるのは、単なる名前ではないんですね。

歌樽先生:そういうことですが、これで第3問の「名前が砕ける理由」が分かりましたか。第3問をもう一度見ておきましょう。

第3問(再):名前が砕ける理由は何に起因していますか。

1)名前がなくなったため
2)死者の名前の呼び方のため
3)死を象徴的に示すため
4)死者の魂が壊れているため

詩子アナ:第3問は「2)死者の名前の呼び方のため」でしたよね。ああ、名前の構成が名前の呼び方に関わっていて、このために名前が「砕ける」ということですね。やっとこれまでの流れが分かりました。

歌樽先生:流れが分かったところで、素月家の名前の構成をここで整理しておきましょう。

9回

詩子アナ:はい、やってみます。金素月の場合を復習してみます。

公 州 金 氏         行列字 (五行)    素月の直系

17世・金  基  河 (김기하)   河 (水)    素月の曽祖父

18世.   金  相  疇  (김상주)    相 (木)    素月の祖父

19世・金  性  燾 (김성도)    燾 (火)    素月の父

20世・金  珽  湜 (김정식)   珽 (土)    金素月

21世・金  俊  鎬 (김준호)   鎬 (金)    素月の長男

名前の構成をみると金素月の場合、本名は金珽湜(김정식)で、

金:公州金氏(本貫は公州)
珽:行列字(同じ世代の者、全てが持つべき文字)
珽は玉偏があり、五行は「土」。後に「廷」とする
湜:素月の名としての固有の文字

歌樽先生:これで名前の構成の基本が分かりましたね。

詩子アナ:はい。名前の基本構成は分かりましたが、韓国には姓の数はどの位あるのですか。

歌樽先生:では、2000年の国勢調査を調べてみましょう。

http://kostat.go.kr/portal/korea/kor_nw/2/2/1/index.board?bmode=read&bSeq=&aSeq=46672&pageNo=1&rowNum=10&navCount=10&currPg=&sTarget=title&sTxt=%EB%B3%B8%EA%B4%80

人口数성씨수%
1千未満11239.2
1千-1万6723.4
1-5万4114.3
5-10万124.2
10-20万207.0
20-30万51.7
30-40万51.7
40-50万41.4
50-100万144.9
100万以上62.1
総計286100.0
人口数본관수%
1千未満2,77866.5
1千-1万1,03824.8
1-5万2225.3
5-10万591.4
10-20万421.0
20-30万130.3
30-40万80.2
40-50万60.1
50-100万80.2
100万以上50.1
総計4,179100.0

第19問:韓国の姓の種類は2000年の調査によるとどのくらいあるでしょうか。

詩子アナ:どこの数字を見ればいいのでしょうか、ええと、ありました。

第19問:성씨수(姓氏数)、286です。

歌樽先生:調査のたびに増えているようですね。1985年の調査では275でした。2015年の国政調査の結果はまだ出ていませんが、数は増えるでしょう。

第20問:本貫の数はどのくらいでしょうか。

詩子アナ:本貫数、ありました。

第20問:본관수(本貫数)、4179です。

歌樽先生:本貫数も1985年には3349ですから、かなり増えていますね。

詩子アナ:国勢調査で姓の数や本貫の数、またそれぞれの人口規模を調査対象にしているとは知りませんでした。姓や名前に関する認識が日本とは全く違いますね。

歌樽先生:それが分かったところで、詩の方に戻りましょう。

第10回

詩子アナ:「산산이 부서진 이름이여! (粉々に砕けた名前よ!)」というのは名前の3文字がバラバラになることを言っているんですか。

歌樽先生:そうですね。ゆっくり名を呼ぶので、3文字の名前の人であれば、姓、行列字、固有の名の三つが離れ離れになりますね。
詩子アナ:三つが離れ離れであれば、三つにしか分かれていない訳ですから、これで「산산이 부서진 ~(粉々に砕けた~)」と言っていいんですか?

歌樽先生:なるほど、するどい指摘ですね。

詩子アナ:ヤッター!するどいという言葉を久しぶりにいただきました!

歌樽先生:初めは三つに分かれていますが、こちらの世界に帰ってくることが出来なくなると、存在自体がこの世にはなくなる訳ですから、3つに別れたはずの3文字の名の一つ一つが、もう本来の役割を果たさなくなっているために、さらに粉々になって壊れてしまうことになるのです。それはこの世との関係が崩れてしまっていることでもあります。

詩子アナ:名前が砕けるというのは、人と人との関係、この世との関係がなくなったことを示しているんですね、なるほど。

歌樽先生:その名前を呼んだ次はどうするんでしたか。

詩子アナ:以前、第7問でやりました。名前を3度呼んだあと、「복 복 복」と「복(復)」を3度言います。

歌樽先生:第5問で見ましたが、北を向いて言いますね。この儀式は亡くなった人の着ていた服を手にもって行われます。
http://dacheon.net/mounrning2.htm

詩子アナ:この「복(復)」というのが「招魂」、つまり「魂よ、帰って来い」という意味なんですね。

歌樽先生:その通りです。こちらの世界に戻って来られないことが。2行目に書かれています。

詩子アナ:2行目は「허공중에 헤어진 이름이여!」です。

歌樽先生:まず、この「허공(虚空)」についてみておきましょう。

第21問:「허공(虚空)」とはどんな意味でしょうか。
1)虚な空間 2)あの世 3)この世 4)あの世とこの世の間

詩子アナ:辞書には「何もない空間、何でも包容する空間」のことのようですが。

歌樽先生:現実世界と対峙する空間と考えていいでしょう。

詩子アナ:あの世とも少し違うようですので、、、

第21問:正解は、4)あの世とこの世の間、です。

歌樽先生:そうですね、あの世に行ってしまっていれば、もう呼び戻すことはできませんから、あの世までには距離があるようですね。そうかと言って、この世の方に近いかというと決してそういう訳ではありません。こういう状況を受け止める時空を「虚空」と呼んでいるようですね。1行目と2行目を並べてみましょう。

詩子アナ:はい。
산산이 부서진 이름이여!
허공중에 헤어진 이름이여!

歌樽先生:2行目の「헤어진 이름」について考えてみましょう。

第22問:「헤어지다」とはどんな意味で使われていますか
1)別れる 2)皮膚が荒れる 3)情を絶つ 4)バラバラになる

詩子アナ:分かりました。

第22問:正解は、4)バラバラになる、です。

歌樽先生:これはこれは、さすがですね。理由は?

詩子アナ:「虚空に」という言葉が前にありますから。

歌樽先生:それで?

詩子アナ:あの世に行ってしまえば「別れる」という意味で使えるかも知れませんが、まだあの世へ行ってしまった訳ではなく、この世に帰って来いと言ってところなので1)を選択肢からはずしました。2)は詩の内容とは無関係です。また、皐復(고복)儀式中ですから、名前を呼んでいるところなので、情を絶つことはないように思います。

歌樽先生:なるほど、理詰めできましたね。1)もいいように思いますが、、、

詩子アナ:「1行目と2行目を並べてみましょう」とおっしゃったところで、わかりました。一行目と2行目は同じ事を表現していると直感しました。

第11回

歌樽先生:直観ではなく、直感のようですね。

詩子アナ:皐復(고복)儀式で、姓名を呼びますが、姓は分かっているのでこれを省略して、下の2文字の名前だけ呼んでもいいんじゃないかと思うのですが。

歌樽先生:名前も重要ですが、姓はもっと重要です。同じ本貫同士はつい最近まで結婚できませんでしたし。

詩子アナ:えっ!結婚できないんですか。

歌樽先生:「同姓不婚」という言葉があって、特に「同姓同本」、つまり同じ姓で同じ本貫の場合は長らく法律で婚姻が禁じられていました。

詩子アナ:法律で禁止ですか。わー、これは大変だー。びっくりポンですね。同じ姓で同じ「本貫(본관)」の人同士が好きになることはないんですか。

歌樽先生:それはありますよ。そうなれば問題は深刻ですね。

詩子アナ:一番数の多い金海金氏同士が知り合う確立は高いでしょうし。

歌樽先生:結婚しても出生届けがだせないままで、子供が大きくなって小学校への入学案内が届かなかったという例もありますよ。こうなるともう大変なんです。罰金も科せられますし。
では、3行目と4行目に移りましょう。

詩子アナ:はい、読んでみます。
3行目:불러도 주인 없는 이름이여!
4行目:부르다가 내가 죽을 이름이여!

歌樽先生:よく読めました。
第23問:3行目を直訳してみましょう。

詩子アナ:直訳でいいんですか。では、直訳で、失礼します。
第23問:呼んでも主人なき名前よ!

歌樽先生:これはどういうことを言っていますか。

詩子アナ:死者には名前はあるのですが、名前の方から見ると生きている者としての名前はなくなっていて、名を呼んでも答えてくれる者がいないことをいっています。

歌樽先生:では、4行目を見てみましょう。

第24問:「부르다가 내가 죽을 이름이여!」の直訳として最も適当なものはどれでしょうか。
1)呼べば私が死ぬ名前よ! 2)呼んでからわたしが死ぬ名前よ!
3)死ぬまで私が呼ぶ名前よ! 4)呼べば私も死ぬであろう名前よ!

詩子アナ:直訳ですから、文の意味の訳でいいんですよね。

歌樽先生:はい、詩訳のほうは直訳をまずしたあとでゆっくり考えることにしましょう。

詩子アナ:1)の「呼べば私が死ぬ名前よ!」であれば、皐復(고복)儀式は名前を呼ぶ訳ですから、死者の名を呼べば私が死ぬのでは、皐復儀式ができなくなるように思います。2)は死者の名を呼んだ後で自分が死ぬことになるか、死を選ぶようなニュアンスが感じられます。4)は「であろう」が推量になっていますが、1)とよく似ています。1)、2)、4)は皐復(고복)儀式との関連がよく理解できませんが。

歌樽先生:なるほど、それで?

詩子アナ:「부르다가」の「-다가」はどういう意味なんですか。

歌樽先生:「-다가」の基本は「途中で」という意味ですね。途中ということは「終わりまで行かないうちに」、「終わりまでしないうちに」「十分できないうちに」という意味にもなります。

詩子アナ:分かりました。
第24問:正解は、3)死ぬまで私が呼ぶ名前よ!、です。

歌樽先生:消去法ですか?

詩子アナ:いえ、今回は非消去法です。「-다가」が「十分できないうちに」という意味ですから、死者の名を呼んでも呼んでもまだ呼び足りなくて、呼んで、呼んで、また呼んでということを繰り返している間に、つまり呼んでいる途中で自分が果ててしまうという風に考えれば3)の「死ぬまで私が呼ぶ名前よ!」が最もよく分かります。

歌樽先生:進化しましたね。

詩子アナ:ヤッター!詩子、大進化!という見出しでも書きたいくらいです。

歌樽先生:どこに書くのですか?

詩子アナ:将来有名になったときのために、日記に書いておきます。

歌樽先生:野心家ですね。

초혼(下)へつづく

わきびとたち

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