1930年代前半、父方の祖父は仕事で滿洲國に滞在中、何らかの事故に巻き込まれて亡くなった。舌のパノラマ写真はその葬儀の模様で柩の左右に大林組大連支店一同とある。この写真を見るたびに若くして未亡人となった祖母は「夫は馬賊に殺された」と言った。真実を聞いていたかもしれない。
[Wikipedia引用: 騎馬の機動力を生かして荒し回る賊、清末から滿洲國期(1932-45)に滿洲周辺で活動した「滿洲馬賊」が有名]
ページ上に表示される写真は東京駅丸の内北口構内のドーム天井である。祖父がこの駅舎の建造に関わったと聞いている。