「文學界」4月号

雑誌「文學界」4月号に同誌昨年の新人賞候補者と作品名が掲載されるらしい。3月上旬の発売だから、すでに編集作業も進んでいるだろうし、発表内容も決まっているに違いない。この段階で候補者に対し連絡があるだろうと考えていたが、僕には何の連絡もない。

この時点であきらめるべきだろうが、とてもあきらめられない。長年かけて書いたものだし、全力を注いだといってもよい作品だから、少なくとも候補作には選ばれるはずだ、そんな根拠のない自信がある。70歳で書いた処女作であり、最後の作品になるかもしれないのだ。

そんな過信が僕に甘くささやく。「4月号を開くまで、どちらともいえないではないか」「それにしても、あきらめの悪い奴だな、おまえは」

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