- 第1章:1980年代のことだったと思われます。担当医は、XUの口述記録やメモにもとづいて、80年代後半から90年にかけて彼の意識内で時間軸の揺らぎが生じていたかもしれないといいます……….
- 第2章:この章では主にXUのメモから抜粋して引用します。時期は2030年と記され、彼の時間軸は大きく揺らいでいます……….
- 第3章:……….この章では治療の過程でXUが担当医に話した内容を主に記します。担当医によれば、XUがGAに向かって一方的に告白する場面は、彼が治療のとき医者に話すようすによく似ているそうです。
- 第4章:この章はXUのンヴィニ教に関する観察にもとづいています……….後半部分はXUの記述内容に混乱がみられ、わかりにくくなっています。
- 筆者コメントが示唆する改題(コメント欄をお読みください)
呆(あき)れる読者もいるでしょう、1ヵ月前に書き上げたはずの文章をいまだに推敲(すいこう)しています。いつ未定稿でなくなるか、楽しみにしていてください。さっそく、このコメントを編集しました。各章の書き出し部分も修正がありそうです。(笑い)
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1980年、2030年、1990年、2020年という前後する時間軸と風景の関係をもとに認知症患者について描いているのは第3章だけだ。残りの章はンヴィニ教とその教徒について執拗に描いている。題名を変えるべきかもしれない。たとえば「ンヴィニ教徒」「ンヴィニ教とその教徒たち」。だが、その題名だと何のことだかわからないだろう。
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ンヴィニ教徒の特徴を捉えて題名にすればよいかもしれないが、そう易しいことではない。たとえば、もたれ合う人々、男女混浴の社会、議論しない人々、ンヴィニ教という無宗教派、日本島の無宗教派、トレインピープル、動く寺院で祈る人々、紅い球体時計に祈る人々、無宗教ですと平然と言える社会、無宗教派を礼讃する愚者たち、などなど
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